”上腕三頭筋”肉離れとは?
”上腕三頭筋”とは、上腕の裏側(後面)に位置する大きな筋肉で、肘関節を伸ばす働きがあります。主に腕立て伏せやベンチプレス、投球動作、押し出す動作などで使われ、スポーツや筋力トレーニング時に強く働きます。
この筋肉に急激な負荷や伸張ストレスが加わった際に筋線維が損傷することを「”上腕三頭筋”の肉離れ」と呼びます。
”上腕三頭筋”の肉離れが起きる原因
- ベンチプレスなどの高重量筋トレによる過負荷
- 投球やスパイク、押し出し動作時の急激な収縮
- 準備運動不足
- 疲労蓄積による筋肉の硬化
- 栄養不足による筋組織の回復遅延
特にスポーツ選手やトレーニングを日常的に行っている方に多く見られます。
主な症状と重症度分類
上腕三頭筋の肉離れは、その程度により以下のように分類されます。
- 軽度(Ⅰ度):わずかな筋損傷。痛みは軽く、腫れや内出血も目立たない。日常生活に大きな支障はないが運動時に違和感が出る。
- 中度(Ⅱ度):部分断裂。明らかな痛み・腫れ・皮下出血が現れ、筋力低下が見られる。力を入れると強い痛み。
- 重度(Ⅲ度):完全断裂。筋肉の陥凹(へこみ)や明らかな変形、激痛がある。筋力発揮が困難で、整形外科での手術を検討するケースも。
肉離れの判断はどうやって行う?
当院では、超音波画像検査(エコー)を活用し、筋肉の状態をリアルタイムで確認します。MRIのような大掛かりな検査ではなく、即座に患部の断裂の有無や出血の程度を把握できるため、正確かつ迅速な対応が可能です。
また、視診・触診・徒手検査も併用し、損傷部位と程度を総合的に評価します。
”上腕三頭筋”肉離れの施術法|整骨院での対応
”上腕三頭筋”の肉離れでは、早期の適切な処置が回復期間を大きく左右します。
急性期(受傷後〜数日)
- 患部の安静(R:Rest)
- アイシング(I:Ice)
- 軽圧迫・固定(C:Compression)
- 患部挙上(E:Elevation)
- 微弱電流(エレサス)や立体動態波、超音波療法による炎症抑制と組織回復の促進
物理療法についてはこちらのページで詳しく解説しています。
回復期(炎症が落ち着いた段階)
- 患部の血流促進と組織の伸長性回復(温熱・手技・物理療法)
- 可動域の回復と筋力再教育
- 再発予防を考慮した運動療法の指導
当院では、重症度に応じた段階的なリハビリプランを個別に立て、無理なく復帰できるよう支援します。
整形外科との連携が必要なケース
筋肉の完全断裂や腱付着部の剥離が疑われる場合、手術が適応になることもあります。その場合は連携先の整形外科をご紹介し、術後のリハビリも当院で一貫して対応可能です。
”上腕三頭筋”の肉離れを予防するには
- トレーニング前のウォームアップ(ショートストレッチの活用)
- 筋肉の粘弾性の維持
- 過度な負荷や疲労の蓄積を避ける
- 栄養面でのサポート(タンパク質、ビタミンC、鉄、マグネシウムなど)
特に疲労が蓄積している時や食事内容が乱れている時は、筋損傷のリスクが高まります。当院では栄養アドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。
じゅん整骨院でのサポート体制
岡山市で”上腕三頭筋”の肉離れにお悩みの方は、ぜひじゅん整骨院にご相談ください。当院では、超音波画像検査(エコー)による精密評価、痛みを最小限に抑えた施術、再発防止を目的とした運動指導など、専門性を活かしたトータルケアをご提供しています。
「他では良くならなかった」「整形外科と併用したい」など、どんなお悩みもお気軽にご相談ください。
📍 岡山市南区・備前西市駅 徒歩1分
じゅん整骨院
超音波画像検査 × 病態把握徹底 × 的確な施術 × 物理療法 × 分子栄養療法
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”指の脱臼”とは?
”指の脱臼”は、関節が正常な位置から外れる状態を指します。スポーツ中の衝突や転倒、日常生活での不意な動作など、さまざまな原因で発生します。
特に、指先に強い衝撃が加わると、関節が脱臼しやすくなります。
主な症状
- 関節の変形やズレ
- 強い痛みや腫れ
- 指の動かしにくさや可動域の制限
- しびれや感覚の異常
”指の脱臼”の種類
指の脱臼は、発生する関節や方向によって分類されます。例えば、近位指節間関節(PIP関節)の背側脱臼は、過伸展によって発生しやすいです。また、側方脱臼は、外力が側面から加わることで起こります。
さらに骨折を伴っているケースもあります。
応急処置:RICE処置
脱臼直後の応急処置として、RICE処置が有効です。
- Rest(安静):患部を動かさず、安静に保ちます。
- Ice(冷却):氷や冷却パックで患部を冷やし、腫れや痛みを軽減します。
- Compression(圧迫):包帯などで軽く圧迫し、腫れを抑えます。
- Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に保ち、血流を抑えます。
”指の脱臼”整復
脱臼した関節を元の位置に戻す処置です。通常、手技で行いますが、整復操作は医師または柔道整復師しか行なってはいけません。
じゅん整骨院では、超音波画像検査(エコー)にて患部の状態を詳細に確認しています。
超音波画像検査(エコー)についてはこちらのページをご覧ください。
”指の脱臼”に対する施術
”指の脱臼”に対する施術は、以下のような方法があります。
- 固定:整復後、関節を副子やテーピングで固定し、安定させます。固定期間は約1~3週間です。当院では特殊な固定材料を使用して、患部を確実に固定しています。
- 施術:固定除去後、関節の可動域訓練や筋力を回復させるためのリハビリを行います。
- 物理療法:様々な物理療法を用いて損傷組織の回復、疼痛抑制を図ります。
”指の脱臼”のまとめ
指の脱臼は、早期の適切な対応が回復を早め、後遺症を防ぐ鍵となります。違和感や痛みを感じたら自己判断せず、専門の医療機関を受診しましょう。
じゅん整骨院では、指の脱臼に対する専門的な処置と施術、リハビリを提供していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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”変形性関節症”とは?
”変形性関節症”は、加齢や関節の使いすぎ、ケガの後遺症などが原因で、関節の軟骨がすり減ってしまい、関節の痛みや腫れ、可動域の制限が起こる疾患です。膝や股関節、手指、脊椎などに多くみられ、高齢化とともに患者数は増加傾向にあります。
栄養からのアプローチが重要な理由
”変形性関節症”の施術は運動療法や物理療法、薬物療法が一般的ですが、「関節の構造や修復に関わる栄養素」を意識して摂取することで、回復をサポートし、痛みや炎症の軽減にもつながります。
1. グルコサミン:関節軟骨の材料に
グルコサミンは軟骨の主成分「プロテオグリカン」の合成に関与するアミノ糖の一種です。加齢とともに体内での生成量が減るため、外部からの摂取が推奨されます。サプリメントやエビ・カニ由来の食品に含まれています。
2. ビタミンC(VC):コラーゲンの合成に不可欠
関節軟骨を構成するコラーゲンを合成する際に必要不可欠なのがビタミンCです。抗酸化作用もあり、関節内の炎症や酸化ストレスを軽減する効果もあります。柑橘類、キウイ、赤ピーマンなどに豊富です。
3. ビタミンB群:神経や筋肉のサポートに
ビタミンB1・B6・B12などのビタミンB群は、神経機能や筋肉の働きを助け、炎症の抑制にも関与します。関節痛の緩和や周囲筋肉の緊張を和らげる効果が期待されます。豚肉、レバー、納豆などに多く含まれます。
4. 亜鉛(Zn):組織修復と免疫強化
亜鉛は細胞分裂や組織修復に重要なミネラルであり、炎症抑制や軟骨の回復促進に関与します。また、免疫機能を整える作用もあり、感染や慢性炎症から身体を守ります。牡蠣やレバー、卵黄などが豊富です。
5. プロテイン(たんぱく質):軟骨・筋肉の原材料
たんぱく質は軟骨の基盤となるコラーゲンや筋肉の材料であり、”変形性関節症”においても非常に重要です。十分なたんぱく質を摂ることで、関節を支える筋肉の強化や修復、回復力の向上が期待されます。肉、魚、大豆製品などに含まれています。
どのように栄養素を取り入れるべきか
- 3食の中でたんぱく質を意識的に摂る(朝食に卵や納豆、昼食に魚、夕食に肉類など)
- 足りていない栄養素を中心とした食事を心がける
- 必要に応じて、グルコサミンや亜鉛などはサプリメントの活用も検討
栄養摂取だけでは不十分。施術と組み合わせることが重要
栄養はあくまで“材料”に過ぎません。正しい運動療法や物理療法と組み合わせて初めて、関節の機能回復や痛みの軽減に効果を発揮します。じゅん整骨院では、症状の改善を図る施術と合わせて食事や栄養のアドバイスも行なっています。
”変形性関節症”のまとめ
”変形性関節症”の改善には、関節に良い栄養素の摂取が欠かせません。特に、グルコサミン、ビタミンC・B群、亜鉛、たんぱく質は日々意識して摂るようにしましょう。そして、栄養だけに頼らず、正しい運動や施術を組み合わせることが、真の改善への近道です。
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”腰椎椎間板ヘルニア”とは?
”腰椎椎間板ヘルニア”は、椎間板の中心にある髄核が外に飛び出し、神経を圧迫することで腰痛や下肢のしびれなどの症状を引き起こす疾患です。
しかし、近年の研究では、MRIでヘルニアが確認されても症状が出ないケースが多くあることが分かっています。
つまり、“ヘルニア=痛みの原因”ではないのです。
マクロファージによる自然吸収のメカニズム
さらに、ヘルニアが神経に影響を与えている場合でも、マクロファージという免疫細胞がヘルニア組織を“貪食(どんしょく)”して吸収することで、症状が軽減・改善していくケースも多く報告されています。
このように、ヘルニアが存在していても症状が出ないこともあれば、出たとしても自然に改善する可能性があるというのが、現在の医療の見解です。
じゅん整骨院の病態把握から施術まで
じゅん整骨院では、的確に病態を把握するために詳細な問診、触診、徒手検査を行っています。
腰椎椎間板ヘルニアによる痛みなのか?その詳細を確認し、わかりやすく解説させていただきます。
1.問診・触診
患部の状態を詳細に把握するため、発生状況や痛みの経過、痛みや痺れの範囲などを確認します。
2. 物理療法
- 微弱電流:損傷部位の回復を促進し、痛みを軽減します。
- 超音波療法:組織間の結合組織の動きを改善し、血流量の増加、痛みの軽減、組織代謝の活性化を図り、症状の改善を図ります。
- 立体動態波:深部の筋肉や神経に直接アプローチします。
3. ”腰椎椎間板ヘルニア”の症状に対する手技療法
”腰椎椎間板ヘルニア”の症状に対して、以下のような施術を行います:
日常生活での注意点
- 痛みがある側の腰に無理な負荷をかけない
- 湿布を貼らない
- ストレッチやセルフマッサージを行わない
早期対応が早期回復のカギ
腰椎椎間板ヘルニアは、早期に適切な病態把握と対処をすることで、回復が早まります。痛みを感じたら、自己判断で放置せず、専門機関の受診をおすすめします。
”腰椎椎間板ヘルニア”の症状でお悩みなら、じゅん整骨院へご相談ください
じゅん整骨院では、一人ひとりの状態に合わせた施術で、痛みの根本改善を目指します。「どこに行っても良くならなかった…」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
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”テニス肘”(上腕骨外側上顆炎)とは?
”テニス肘”とは、一般的に肘の外側にある上腕骨外側上顆という部分に炎症が起こる疾患とされ、正式には「上腕骨外側上顆炎」と呼ばれています。スポーツだけでなく、日常生活での繰り返しの動作によっても発症することがあります。
主な原因
- ラケットスポーツやゴルフなどの反復動作
- パソコン作業や家事などの日常的な手首の使い過ぎ
- 不適切なモノの持ち方
症状
- 肘の外側の痛みや違和感
- 物を持ち上げる際の痛み
- 手首を反らす動作での痛み
”テニス肘”の病態に対する当院の見解
一般的には「肘の使いすぎによる炎症」と説明されることが多い”テニス肘”ですが、じゅん整骨院ではもう少し違った視点で病態を捉えています。
実際の臨床現場では、ほとんどの症例で「炎症」は起こっておらず、橈骨神経という神経の枝となるさらに細い神経が痛みに関わっています。この神経が上腕三頭筋や上腕筋などの筋肉に影響され、滑走不全や神経への血流低下などが複雑に絡み合っているケースが多く見受けられます。
そのため、当院では単なる「炎症」への対処ではなく、関連組織の滑走性、関節可動性、末梢神経のリリース、局所の循環改善といった多角的なアプローチを行っています。
「安静にしていてもなかなか改善しない」「湿布やサポーターで治らなかった」という方は、ぜひ一度、当院の施術を体験してみてください。
じゅん整骨院での”テニス肘”に対する施術
じゅん整骨院では、以下のような施術を行っています。
超音波画像検査(エコー)
患部の状態を詳細に把握するため、必要に応じて超音波画像検査を行います。
詳細はこちらからご確認ください
物理療法
- 電気療法(立体動態波・微弱電流など)
- 超音波療法
- 拡散型圧力波療法
詳細はこちらからご確認ください
手技療法
筋肉・神経などの滑走性を改善します。
テーピング
患部の負担を軽減し、組織の滑走性を改善するためのテーピングを行います。
日常生活での注意点
- 痛みがある側の腕に無理な負荷をかけない
- 湿布を貼らない
- ストレッチやセルフマッサージを行わない
早期対応が早期回復のカギ
テニス肘は、早期に適切な対処をすることで、回復が早まります。痛みを感じたら、自己判断で放置せず、専門機関の受療をおすすめします。
肘の痛みでお悩みなら、じゅん整骨院へご相談ください
じゅん整骨院では、一人ひとりの状態に合わせた施術で、痛みの根本改善を目指します。「どこに行っても良くならなかった…」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
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