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手足に生じる「しびれ(感覚鈍麻・異常感覚)」や「疼痛」は、一般的に腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が疑われます。しかし、近年の臨床研究では、MRIやレントゲン上の構造的異常(ヘルニアの存在等)が必ずしも現在の症状と一致しないケースが多く報告されています。つまり、画像上の異常が「無症候性」である可能性を考慮しなければなりません。
岡山市南区のじゅん整骨院では、「画像上の変性」と「実際の臨床症状」の乖離を埋めるため、機能解剖学的な視点から「どの部位で、どのような機序によって神経が物理的・化学的ストレスを受けているか」を、神経学的検査や問診、徒手検査などを用いて評価することから開始します。
しびれの原因を特定するためには、画一的な電気療法を行う前に、詳細な鑑別が不可欠です。当院では以下の手順で神経学的・理学的所見を収集し、病態を絞り込みます。
しびれを引き起こす病態は多岐にわたり、脊椎以外の末梢神経領域で物理的な圧迫・牽引が生じる代表的な病態は以下の通りです。当院ではこれらの病態を正確に分類し、介入の妥当性を評価します。
| 部位 | 想定される代表的な病態 |
|---|---|
| 頸部・上肢 | 胸郭出口症候群、円回内筋症候群(正中神経)、回外筋症候群(橈骨神経)、手根管症候群、ギヨン管症候群(尺骨神経) |
| 腰部・下肢 | 梨状筋症候群(坐骨神経)、足根管症候群(後脛骨神経)、モートン病 |
| 脊柱由来 | 頚椎・腰椎神経根症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症 |
一般の医療機関では、神経障害性疼痛に対して鎮痛薬や神経障害性疼痛緩和薬の処方、湿布の貼付が標準的に行われます。
これらは疼痛の抑制(対症療法)として一定の役割を果たしますが、神経を物理的に圧迫・牽引している「構造的破綻(組織の癒着や筋スパズム等)」を直接的に解消するものではありません。
当院の保存的介入は、物理的な絞扼状態を解放し、組織の正常な滑走性を再構築することを目的としています。
神経組織は周囲の筋肉や筋膜と滑り合うことで正常な機能を維持します。癒着した軟部組織に対し、徒手的に「神経モビライゼーション」を施し、神経の滑走性と血流の改善を促します。
頸椎や腰椎に対する瞬間的で過度な関節操作(いわゆるボキボキ鳴らすスラスト法)は一切行いません。
深部組織の微小循環を改善し、神経の代謝と組織修復を促すための専門的な物理療法機器を選択的に使用し、神経周囲の炎症を沈静化させ、細胞レベルでの修復を加速させます。
具体的には、超音波や高電圧電気刺激(ハイボルテージ)、あるいは微弱電流(エレサス)を組み合わせたコンビネーション療法を用います。
特定の部位に持続的なストレスを加えている不良姿勢や運動パターン(機能的破綻)を分析します。なぜその神経が絞扼されるに至ったのかという力学的背景を解明し、再発防止に向けた介入を行います。
整骨院における保険適応は、原因が明確な急性外傷(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)に限定されます。慢性的な手足のしびれや疼痛、原因不明の神経痛の鑑別および根本改善を目的とした介入は、高度な専門性を要するため自費施術での対応となります。
当院の評価プロセスは、以下のような状況に該当する方に適応となります。
「ヘルニアだから仕方がない」と諦める前に、そのしびれが本当に脊柱由来なのか、あるいは末梢での絞扼によるものなのかを精査する必要があります。正確な病態把握こそが、適切な施術法を選択するための唯一の手段です。
岡山市南区のじゅん整骨院は、機能解剖学とエビデンスに基づいた評価により、患者様の症状に対する最適解を提示します。手足のしびれや、原因不明の痛みでお悩みの方は、当院の精密なアセスメントを受けてください。