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「腕が上がらない」「夜間痛で睡眠が阻害される」といった症状を呈する四十肩・五十肩は、医学的には肩関節に疼痛と可動域制限を来す疾患の総称として肩関節周囲炎と言われています。
かつては加齢による退行性変性と一括りにされてきましたが、現代の画像検査技術の向上により、石灰沈着性腱板炎、腱板損傷、腱板疎部炎、上腕二頭筋長頭腱炎、特発性の凍結肩(Frozen Shoulder)など、具体的な罹患部位の特定が可能となっています。
岡山市南区のじゅん整骨院では、画像診断と臨床所見の不一致を最小限に抑えるため、機能解剖学的な視点から、どの組織(筋肉、滑液包、関節包、神経)に炎症や拘縮が生じているかを精査し、病態に即した介入を行います。
肩関節周囲炎は、発症から寛解まで以下の3つの病期(フェーズ)を経て進行します。各期で必要とされる処置が異なるため、現在のステージを正確に判定することが早期回復の鍵となります。
| 病期(ステージ) | 状態の定義 | 主な臨床症状 |
|---|---|---|
| ①疼痛痙縮期(炎症期) | Freezing Phase(凍結進行期) | 強い自発痛、夜間痛、運動時痛。組織の炎症がピークに達し、防御的筋収縮が生じる。 |
| ②拘縮期 | Frozen Phase(凍結期) | 炎症は沈静化するが、関節包の線維化により可動域が著しく制限(凍結肩)される。 |
| ③回復期 | Thawing Phase(解凍期) | 組織の滑走性が徐々に回復し、可動域制限と運動時痛が緩和していく。 |
肩関節周囲炎が難治化、あるいは長期化する要因は、組織の「癒着」や「線維化」の見落としにあります。じゅん整骨院では、整形外科領域でも使用される超音波画像検査(エコー)を導入し、以下の項目を可視化します。
複数の徒手検査を組み合わせ、制限因子が軟部組織にあるのか、あるいは関節構造にあるのかを論理的に抽出します。
当院では、評価に基づき、各フェーズの病態生理に適した先進物理療法を組み合わせ、以下の複合的な介入プログラムを提供します。
組織の修復力を高め、疼痛を抑制するために、高規格の物理療法機器を選択的に使用します。
解剖学的構造を無視した無理なストレッチや、強引に関節を動かすような(ボキボキさせる)施術は行いません。神経、血管、筋膜の癒着を、ミリ単位の徒手操作によってリリースし、生理的な関節運動を取り戻します。
肩関節周囲炎の長期化や難治化は、生体内の栄養状態(生化学的背景)に依存する場合があります。
当院では、以下の栄養素に着目し、分子栄養学的なアドバイスを実施します。
糖尿病や脂質異常症を合併しているケースでは、組織の代謝が低下し回復が遅延する傾向があります。つまり、血糖コントロールや脂質代謝の適正化も治癒への重要な要素となります。
肩関節周囲炎は、放置により関節の可動域制限が後遺症として残るリスクを伴います。岡山市南区のじゅん整骨院では、保存的介入の妥当性を評価し、医学的な判断基準に基づき、一人ひとりの病態に最適化された施術プログラムを提示します。
現在の病期を特定し、論理的な手順で回復へのプロセスを進めたい方は、当院の精密な鑑別評価をご検討ください。