Blog記事一覧 > 骨折・脱臼 | 岡山市・備前西市駅・南区西市 じゅん整骨院の記事一覧
肩の”脱臼”、肘の”脱臼”、膝のお皿の”脱臼”など、関節の許容範囲を超えると関節は”脱臼”します。
このように関節が外れる”脱臼”は、整形外科の医師以外では柔道整復師(整骨院の先生)が整復することができます。
できるだけ痛みが伴わないように、ゆっくりと腕を引っ張り、ある角度になった時点でポコッと音がして整復されます。
ただ、”脱臼”と同時に骨折をしていることもあるので、安易に自分で整復しようとするのは危険です。
医師もしくは柔道整復師に整復を依頼してください。
当院でも肩の”脱臼”、子供の肘の”脱臼”(肘内障)、指の”脱臼”の患者さんが時々来院されます。
患部の状態を詳細に確認し、さらにエコー(超音波画像検査)にて合併症なども確認します。また、整復後にも見逃しなどがないかなどをエコーにて確認しています。
なお、特に肩関節脱臼は習慣性といって、のちに簡単に外れやすくなってしまうことがあります。これは、初回脱臼時の施術をちゃんと受けておられなかったり、ちゃんと組織が回復する前に施術を終了したり、他の合併損傷があると習慣性となってしまいます。
ですから、”脱臼”した際にはハマったからOKではなく、その後の施術もしっかりと受けていただくことをお勧めします。
子供であっても大人であってもこけることはあります。ただ、こけたときに手をついてしまうと”手首の骨折”が生じることがあります。
「骨が強いから大丈夫」なんてことはありません。誰でも骨折してしまう可能性はあります。
さて、こけたときに手をついて発生する”手首の骨折”は、橈骨という骨の手首近くで生じるのですが、こけた時の手のつき方によっていろいろな型の骨折を呈し、コーレス骨折、スミス骨折、背側バートン骨折、掌側バートン骨折など、それぞれ人の名前がついています。
この中でも頻度が高いのがコーレス骨折です。当院でもこれまでに多くのコーレス骨折の患者さんが来院されました。
最初にどんなふうにこけて、手をどうついたのか?ということをお伺いしますが、覚えていない場合もよくあります。一瞬のことですので仕方ないと思います。
そしてエコー(超音波画像検査)にて、骨折した部分がどの方向にどのくらい転位していて、他に何か損傷していないかなどの詳細を確認します。
そのうえで、骨をまっすぐに整復して、最後に固定をします。
固定後は医師にみていただく必要がありますので、連携させていただいている整形外科専門医を紹介させていただいております。
また、当院では骨折した際には日常生活指導や栄養指導なども併せて行い、少しでも早く回復するようなアドバイスをさせていただいております。
なお、固定中も骨折の癒合率が約40%短縮できる低出力超音波療法(LIPUS)を行ったり、固定除去後のことも考え、患部外の運動療法や可動域訓練も必要に応じて行います。
こけて手をついてしまい、すごく腫れているととても不安になると思います。そんな時は受付時間外でも遠慮なく当院までご連絡ください。
”手首の骨折”は、こけて手をついたときに橈骨という骨がよく骨折します。
これは、橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)と言われ、特に閉経後の中年以降の女性では、骨粗鬆症が生じていることが多く、その場合は簡単に折れてしまいます。
若年者でも高い所から転落して手をついたときや、交通事故などで強い外力が手首に加わると”手首の骨折”が起こります。また、子供の橈骨遠位部には成長軟骨があり、そこで骨折することが多いです。
橈骨遠位端骨折は、痛みや腫れを伴い、手首の少し手前の部分が骨折のため変形することもあります。腫れないことも想定されますが、基本的には手首の少し手前が健側と比べて腫れてきます。
当院では、整形外科などの病院でも使用されているエコー(超音波画像検査)にて患部を観察し、骨折の有無や他の組織の損傷を見極めています。
そして、骨折した橈骨をまっすぐ整復後に再度エコーにて確認し、その後固定します。固定期間は2〜3週ですが、骨折や損傷形態によって前後します。
固定中はLIPUS(低出力超音波療法:骨折治療機器)を患部にあて、骨癒合を促進するとともに手指やその他の関節を積極的に動かし、患部の拘縮予防や患部への血流促進などを図ります。
固定除去後は、手首のリハビリテーションが重要で、より積極的な可動域訓練やストレッチなどを行います。
骨折からの回復には、こうしたリハビリテーションだけでなく、食事管理も非常に重要です。
具体的には蛋白質、ビタミンC、鉄、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDなどです。まずは食事でこうした栄養を中心に摂取していただき、足りない部分はサプリメントなどで栄養素を摂取していただくと良いと思います。
このように、当院では、骨折の判断から整復、そして施術(リハビリテーション)や栄養指導まで行っておりますので、こけて手をついて手首が痛くなった際には骨折している可能性もあるため、お早めに当院までご連絡ださい。
ランニング中やランニング後に感じるすねの内側の痛みは、”シンスプリント”の可能性があります。
”シンスプリント”は疲労骨折や骨膜炎をはじめ、後脛骨筋という筋肉が原因となっていることがあるとされています。
ランニングなど足の繰り返し動作による過度の負担や、ニーイントーアウト(膝が内側に入ってつま先が外に出ている状態)、踵のオーバープロネーション(踵の過度の回内)が”シンスプリント”の主な原因と言われ、フォームの改善やインソールを作成される場合もあります。
症状が出た場合は、休養が最も効果的な治し方の一つとされ、整形外科や病院では運動を休んで疲労を取り、骨や筋肉に回復の時間を与えましょう‥と指導されることが多いです。
また、適切なランニングフォームや靴の選択も重要で、疲労骨折や骨膜炎の予防に役立つとされています。
と、ここまでが一般的な”シンスプリント”の病態と施術内容です。
しかし、一向に治らない!インソールも買って、フォームも改善した。休養もとったのによくならない。そうお悩みではないでしょうか?
それもそのはず。実は、この一般的なシンスプリントの解釈は間違っているからです。
発生原因はほぼ一緒です。ニーイントーアウトやオーバープロネーションは、シンスプリントの発生原因の一因となっていると思います。加えて、走るときで言うと、蹴るときにつま先が外に向いていることも原因となります。
また、栄養面での問題もあります。小学生、中学生、高校生がシンスプリントになるのは蛋白質、ビタミンC、鉄などが足りていない可能性があります。
これらの年代は、The成長期!成長期には、蛋白質、ビタミンC、鉄などが大量に必要です。しかし、部活やクラブチームなどの練習はとてもハードです。そうでなくてもこれらの栄養素が大量に必要なのに、これだけハードな練習を毎日するとなると当然栄養不足になります。
つまり、シンスプリントのもう一つの原因は蛋白質、ビタミンC、鉄などの栄養不足ということです。栄養不足により細胞の回復が追いつかず、痛みを生ずるようになるのです。
次に病態についてですが、一般的には疲労骨折や骨膜炎、筋肉の問題と指摘されています。
確かに疲労骨折については画像検査で明確です。当院でも超音波画像検査(エコー)で患部を描出して疲労骨折がないか確認しています。なので、これについては異論はありません。
しかし、骨膜炎とか筋肉の問題というのは、実は画像ではあまり明確に捉えることはできません。つまり、本当に痛みが出ている部分で骨膜炎や筋肉が原因であることを証明することは難しいということです。
ただ、痛みの出方や部位などの詳細を確認していくと、多くの場合はすねの内側の骨(脛骨)の縁に沿って線状に痛みがあります。この線状の痛みというのは特徴的です。
通常、足首の捻挫やぎっくり腰になったときには、線状に痛みを訴えることは少ないです。通常は点もしくは円状に痛みを訴えられます。
つまり、局所で組織の損傷があれば、点もしくは円状に痛みが生じるはずです。しかし、シンスプリントの場合は線状に痛みが生じることが多いです。
実は、この線状に痛みが生じているときは神経が原因となっていることがあります。そう、神経が原因で痛みが生じるときは線状に疼痛が生じるという特徴があるのです。
さらに、一般的に”シンスプリント”になると運動を制限されます。運動を制限すれば、患部にストレスがかからないので症状は緩和するかもしれません。また、早くよくするためにと思い、運動を制限するのだと思います。
でも、運動したいからどうにかしたくて整形外科や病院、整骨院にかかったのに、運動制限されては受診したことを後悔してしまします。
当院では、基本的に運動をやめなさいとか、中止を宣告することはほとんどありません。もちろん、病態によっては制限することもありますが本当に少ないです。
当院の考え方としては、運動したいから…という患者さんの気持ちを念頭に、運動できるように徹底的にサポートするという考え方です。
もちろん、痛みが出る動作は避けていただきますが、痛くなければ何をしてもいいというスタンスです。
また、フォームを改善するのであれば、痛みがある中で行うことはとても効率的です。というのも、フォームを改善する際のポイントは、痛みが出ないフォームを探すことです。
これは痛みがあるときにしか確認できません。痛みがなくなってしまうと、どのフォーム、動きで痛みを引き起こすかがわからなくなってしまうからです。痛みの出ないフォームを探し出すことによって、同じ痛みが再発することも少なくなります。
このように当院では、かなり細かく痛みの原因を探っていきます。必要に応じてエコーも使用します。そして、患者さんのスポーツや運動をしっかりとバックアップしております。
”シンスプリント”でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
肩の”脱臼”は、肩の関節が正常な位置から外れる状態です。肩が”脱臼”すると、痛みと同時に腕を上げることができなくなるので”脱臼”したことにすぐに気づきます。
”脱臼”は肩だけでなく、指の脱臼や肘の脱臼、膝のお皿の脱臼も起こります。
また、幼児期には肘内障といって肘の亜脱臼が起こることがあります。肘内障の場合は、子供がいきなり手を上げなくなったり、動かさなくなることで肘内障の可能性を考えます。
ただし、”脱臼”全般に言えることですが、”脱臼”と同時に”骨折”を伴うこともありますので、脱臼された際には、必ず当院や整形外科などの専門医療機関を受療してください。
当院では、脱臼の可能性がある場合、様々な検査を行います。必要に応じて超音波検査(エコー)による画像検査も行い、組織損傷の程度や骨折の有無を確認しております。
そして、脱臼の処置として、まずは関節を整復し、その後患部の炎症を最小限に止めるための処置を行います。ちなみに脱臼は、整復後すぐに痛みがかなり軽減します。
なお、脱臼による組織損傷が重度な場合は、三角巾などにより患部の安静を図り、必要に応じて専門の医療機関をご紹介させていただいています。
肩が脱臼した、肘が脱臼した、指が脱臼した‥、子供が腕を上げない・腕を動かさないと言うふうに脱臼が疑われる場合は、時間外でもまずは岡山市のじゅん整骨院までご連絡ください。
ぎっくり腰や捻挫、突き指など身体のどこかを痛めたとき、整形外科などの病院へ行くと必ずと言っていいほど”レントゲン”を撮ります。
“レントゲン”では、癌などの重篤な病態が存在しないか(レッドフラッグ)?骨折はないか?などを確認しています。
そして、癌や骨折などが”レントゲン”で写っていない場合は、「明らかな異常なし」と判断され、湿布と痛み止めを処方されます。
しかし、湿布や痛み止めはある程度の痛みや炎症を抑制する効果はありますが、組織の修復を促進するものではありません。むしろ組織の修復を遅らせることがわかっています。
また、”レントゲン”では筋肉や靭帯の損傷は判断できません。ただし、捻挫や突き指の場合は裂離骨折を起こしていることもあるので、レントゲンも必要なことがあります。
とはいえ、”レントゲン”では小さな骨折やヒビはうつらないこともあります。そこで当院では、詳細な所見をとったうえで必要に応じて超音波画像検査(エコー)を行っています。
エコーでは、骨、筋肉、靭帯、神経、血管など様々な組織を描出することができます。さらに、エコーでは患部を動かしながら画像を描出することができるため、損傷組織の状態を細かく把握することができます。
つまり、”レントゲン”で異常なしと言われても、痛みの原因は骨以外にあることの方が多いため、エコーによる検査も非常に重要です。
当院は整骨院です。整骨院では柔道整復師という国家資格をもった先生が施術しています。
柔道整復師は骨折や脱臼をはじめ、突き指、捻挫、肉離れなどの外傷を中心に、日常生活で生じることの多い寝違えやぎっくり腰など骨・関節・筋肉の専門家です。
“レントゲン”では異常なしと言われたけど、痛みがなかなか引かない、原因がわからない、骨折しているかもしれないと不安、このような方はお気軽に当院までご相談ください。
昔は”突き指”して病院に行くと、監督や先輩から「お前、突き指くらいで病院いったん?」ってよく言われた。だから突き指くらいで病院に行くのって恥ずかしい…なんて思っている人も少なくない。
そのせいか、いまだに”突き指”してもすぐに整骨院や病院に行かない人がいます。親御さんも「突き指だからほっとけばそのうち治るよ」と言って、子供が突き指してもそのまま‥。
でも、”突き指”って結構こわいんですよね。特に小学生の突き指。結構な確率で骨折しています。
”突き指”というのは発症形態を表しているだけで、病態を表しているわけではありません。”突き指”は、靭帯や軟骨の損傷、そして骨折をともなっていることもあります。
ちなみに、整形外科とかだとすぐにレントゲンを撮ってくれます。レントゲンでは骨折の有無を確認できるんですが、実は突き指したときの骨折って、レントゲンでは映らないことが多いんですよね。だって指の骨って小さいですからね。
その小さい骨が完全に折れてたらレントゲンでも分かりやすいんですけど、突き指で骨折するときは裂離骨折と言って、靭帯の付着部がめくれるように折れるので、すごく小さい骨片なのでなかなかレントゲンでは映らないんです。
だから”突き指”したときは、レントゲンよりエコー(超音波画像検査)で患部を確認する方が骨折を判断しやすくなります。
当院でもエコーを導入していますので、突き指の患者さんが来院されたら、エコーの設定を浅めに設定して表層の組織を綺麗に描出するようにしています。
そうすることで、100%ではないですが靭帯の損傷や裂離骨折、さらにはヒビが入っている場合も見つけることができます。
こうして”突き指”の病態を詳細に把握することで、適切な固定、適切な固定期間を判断しています。
なお、一般的に突き指の固定は、テーピングやスポンジに鉄の板がついたようなあるフェンスという固定具を使いますが、これらの固定具では患部を的確に固定することはできず、靭帯が緩んだり、骨のくっつきが悪くなる原因にもなります。
このように、”突き指”の固定は非常に重要で、固定がおろそかだと治療期間や後遺症に影響を与えることとなります。
当院では、お湯につけると柔らかくなる特殊な材料を使って、患者さんの指にジャストフィットする完全にオーダーメイドの固定具を作成して、患部を的確に固定しています。
固定については以下のページを参考にしてみてください。
単なる”突き指”と安堵せず、突き指した際にはお早めにご連絡くださいね。
“骨折”かも?って思ったら、ほとんどの方が真っ先に整形外科を受診します。
ただ、多くの方が知らないこと。
それは、”骨折”したときは整形外科以外にも整骨院で施術を受けれるということ。
これを患者さんに説明すると、「え?でも整形外科でレントゲン撮らなくてわかるの?」なんて言われます。確かに当院ではとても詳細に所見を取りますので、画像を撮らなくてもある程度は分かりますが、画像を撮るともっとよく分かります。
ちなみに当院の場合は、整形外科や病院のようにレントゲンやMRI撮ることはできません。でも、当院には超音波画像検査(エコー)がありますので、このエコーを用いて骨折した患部を確認します。
エコーはレントゲンよりも精度が高いので、レントゲンではわからないヒビや小さな骨折も見つけることができる優れものです。
そうはいっても、骨折したときに整骨院にかかるのはちょっと不安…。そう思われるのも仕方ありません。最近、整骨院はたくさんありますが、当院のように骨折や脱臼などをちゃんと判断してみれる整骨院は少ないからです。
もちろん、学校では骨折や脱臼の整復や施術について習いますが、修行先で骨折などの外傷患者さんがこられないことが多く、臨床経験を充分に積むことができていないからです。
当院では、骨折や脱臼をはじめ、突き指や足首の捻挫などに対する知識・技術向上を常に図っており、実際に外傷患者さんが多く来院されていますのでぜひ安心してご来院ください。
”湿布”か?”アイシング”か?
何でもかんでも、すぐに”湿布”を貼る方がおられます。
でも、どこかが痛くなった時にすぐに”湿布”を貼ってはいけません。
痛みが発生した直後は、炎症反応が起こります。この炎症反応は組織を修復する上で非常に重要な生体反応です。
ですから、その炎症を強制的に停止させることは組織の修復のことを考えると好ましくありません。
また、消炎鎮痛薬( 湿布 、塗り薬、飲み薬を含む)などの痛み止めは、基本的に組織の修復を遅らせることがわかっています。つまり、使用すれば使用した分だけ修復は遅くなります。
とはいえ、痛みはどうにかしたいもの。そんな時は、”アイシング”を行なってください。
数年前に”アイシング”はダメだ!という論文が出て、業界は「え?」ってなりましたが、そもそも原著を読むと、そりゃそうだよって感じで…。
”アイシング”は適切に行わなければ逆効果になってしまいます。
一般的にこの”アイシング”は、数時間後おきに行うと良いとされていますが、これは間違いです。アイシングは最初に1回行なったあとは不要です。アイシングもやりすぎると治りが悪くなります。実はアイシングがダメだ!と言っていた論文は、アイシングを何度も繰り返していたんです。
ちなみにですが、アイシングの材料も重要です。氷嚢や保冷剤はダメです。これは物理学的な話になりますが、簡単にいうと熱量の問題で、これらでは患部を効率的に冷却することはできません。
ということで、アイシングの作り方と方法を解説しておきます。
まずは、ナイロン袋を用意していただき、そのナイロン袋に同量の氷と水を入れ口を縛ります。これでいわゆるアイスパックの完成です。
このアイスパックを患部に直接当て、包帯やタオルなどで圧迫固定します。アイシングの時間は20分間です。最初の5分は患部がもげるくらい痛いかもしれませんが、5分経つと何も感じなくなります。
凍傷にならないの?と不安になるかもしれませんが、氷と水の混合物なので、このアイスパック内の温度は0度を下回ることはありません。つまり凍傷になるリスクはほぼありません。
常識とか、一般論とか、論文もそうですが、何が正解か?なんて一般の方にはなかなかわかりません。プロでさえ、間違ったことを言っているくらいです。
痛みの原因は様々です。そして病態によってその対処方法は全くと言っていいほど違います。痛みでお悩みの方は岡山市にあるじゅん整骨院までお気軽にご相談ください。
院長の黒川です。
今日で「整骨院のお仕事」3回目の投稿になります。
1回目は・・・
整骨院では骨折の応急処置を受けることができる。
また当院(じゅん整骨院)では、エコー検査、様々な固定材料、知識など
骨折された患者さんの対応ができる体制を整えているということをお伝えさせていただきました。
そして2回目は・・・
特に1歳から5歳くらいのお子さんに多い、肘内障(チュウナイショウ)について、
手をひっぱるだけでも簡単に抜けてしまうということをお伝えしました。
ちなみに子供の肘が抜けたときの症状は、泣く…泣き止まない…手を使わなくなる(だらんとしたまま)…。
また大人で起こる脱臼は肩、指、肘、お皿が脱臼することもあって、
じゅん整骨院では、脱臼した際の整復、処置、そして必要に応じて専門医の紹介もさせていただいています。
何かおかしいなと思ったら当院へご連絡いただくか、最寄りの整骨院、整形外科を受診ください。
さて、3回目の今日は捻挫についてお話しします。
捻挫といっても多岐にわたります。
首、腰、肩、肘、足首…
関節のある所で捻挫は発生します。
寝違えやぎっくり腰、突き指も関節の捻挫になります。
そして交通事故でよくみられるむち打ちも頸部の捻挫です。
このような捻挫は、できるだけ早く適切な処置をする必要があります。
負傷して早急に処置を行わないと、治療期間が長引いたりすることも少なくありません。
皆さんができることは、アイシングです。
ナイロン袋に氷と同量の水を入れ、患部に直接あてます。
かなり冷たいですが、これを15分行ってください。
その後はすぐにじゅん整骨院、もしくは最寄りの医療機関を受診してください。
当院でもアイシング、微弱電流(損傷部の修復促進、腫れの早期軽減などの効果)、
固定など病態を適切に把握し、的確な処置、施術を行います。
単なる捻挫と思っていたら、「骨折」ということもあります。
「これくらいで…」と軽く考えず、安心するためにもお早めに治療を受けて下さいね。