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”手首の骨折”

2023.11.03 | Category: エコー,ビタミンC,ビタミンC,ビタミンC,プロテイン,手首,整形外科,栄養,画像検査,痛み,蛋白質,超音波画像検査,骨折,骨折・脱臼

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”手首の骨折”は、こけて手をついたときに橈骨という骨がよく骨折します。

これは、橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)と言われ、特に閉経後の中年以降の女性では、骨粗鬆症が生じていることが多く、その場合は簡単に折れてしまいます。

若年者でも高い所から転落して手をついたときや、交通事故などで強い外力が手首に加わると”手首の骨折”が起こります。また、子供の橈骨遠位部には成長軟骨があり、そこで骨折することが多いです。

 

橈骨遠位端骨折は、痛みや腫れを伴い、手首の少し手前の部分が骨折のため変形することもあります。腫れないことも想定されますが、基本的には手首の少し手前が健側と比べて腫れてきます。

当院では、整形外科などの病院でも使用されているエコー(超音波画像検査)にて患部を観察し、骨折の有無や他の組織の損傷を見極めています。

そして、骨折した橈骨をまっすぐ整復後に再度エコーにて確認し、その後固定します。固定期間は2〜3週ですが、骨折や損傷形態によって前後します。

固定中はLIPUS(低出力超音波療法:骨折治療機器)を患部にあて、骨癒合を促進するとともに手指やその他の関節を積極的に動かし、患部の拘縮予防や患部への血流促進などを図ります。

固定除去後は、手首のリハビリテーションが重要で、より積極的な可動域訓練やストレッチなどを行います。

 

骨折からの回復には、こうしたリハビリテーションだけでなく、食事管理も非常に重要です。

具体的には蛋白質、ビタミンC、鉄、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDなどです。まずは食事でこうした栄養を中心に摂取していただき、足りない部分はサプリメントなどで栄養素を摂取していただくと良いと思います。

 

このように、当院では、骨折の判断から整復、そして施術(リハビリテーション)や栄養指導まで行っておりますので、こけて手をついて手首が痛くなった際には骨折している可能性もあるため、お早めに当院までご連絡ださい。

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”寝違え”がなかなか治らない

2023.11.01 | Category: エコー,寝違え原因,整形外科,湿布,画像検査,痛み,筋肉,間違った常識,首寝違え

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”寝違え”によって起こる首の痛みは、ときに背中の筋肉や神経に影響を与えることがあり、激しい痛みや首が動けなくなることがあります。激痛で動けないぐらいほどの痛みが首にある場合は、日常生活においても非常に不自由であり、不安になります。

そもそも”寝違え”の発生原因は、寝姿勢や寝具の問題、疲労、脱水など様々です。また様々な原因が積み重なり発生することもあります。

そして、”寝違え”の病態も様々です。一般的には首の筋肉が筋違えたという表現をされることもあり、筋肉が痛まっているものという認識が強いかもしれませんが、寝違えは筋肉だけでなく関節や神経、膜組織など様々な組織が原因となります。

したがって、施術においては寝違えの病態を明確にして、負傷している組織にフォーカスしたアプローチを行う必要があります。だから、単に「寝違えだね」と安易に考え、マッサージだけを行うようなことはしません。

また、”寝違え”によるの首の痛みを和らげるために湿布を試す方もおられますが、湿布は痛みをある程度は軽減してくれますが、実は組織の修復を遅らせてしまう可能性があります。

さらに、ストレッチも効果的な方法の一つとして一般的にされることがありますが、痛めたばかりの首にストレッチを行うと痛みが増強する場合もありますので、寝違えた当日は控えてください。

岡山市にありますじゅん整骨院では、”寝違え”の病態を細かく把握し、早期改善のため様々な手法を用いて施術しております。ときには整形外科でも使用される機会が増えてきたエコー(超音波画像検査)などを用いて、関節や筋肉などの状態を細かく観察しています。

なお、”寝違え”の施術においては、正しい知識のもと正しい処置と施術が非常に重要となりますので、2、3日しても改善しないような寝違えをされた場合は、お早めにご連絡ください。

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”突き指”の正しい処置と注意点

2023.10.30 | Category: アイシング,エコー,テーピング,捻挫,整形外科,最先端,画像検査,痛み,突き指,超音波画像検査,間違った常識

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”突き指”は、スポーツや日常​​生活で頻繁に発生する怪我の一つです。 特に子供やスポーツ選手によく見られます。 この記事では、”突き指”の施術法や対処法について説明し、早期回復をサポートする方法を紹介します。

”突き指”とは

”突き指”は、指の付け根や関節に外力がかかり、骨や靭帯などの組織に損傷を与える怪我です。

症状には内出血、腫脹(腫れ)、痛みなどがみられ、指を曲げたり、使ったりする際に痛みが生じます。ときに曲げても痛くな場合もありますが、早期に適切な処置をしておくことが重要です。

”突き指”の治し方と応急処置

”突き指”を早く改善するためには、負傷直後のアイシングが非常に重要です。 ナイロン袋に氷と水を入れ、患部に約20分間直接当てます。アイシングを行うことにより、内出血や腫れを軽減させます。

また、指を固定するためにテーピングを使用することも一般的ですが、テーピングはあくまで応急手当てであり、テーピングだけでは的確な固定ができません。

岡山市のじゅん整骨院では、”突き指”の施術を得意としていますが、当院では以下のような特殊な固定を行っています。

> https://jun-seikotsuin.com/cast

マレットフィンガーと骨折の注意

突き指 岡山市 南区 じゅん整骨院”突き指”と似た症状に、骨折や腱の断裂を伴ったマレットフィンガーにも注意が必要です。

また、子供の突き指の多くは骨折を伴っていることがある一方で、指の骨折は、急性期ではなかなかレントゲンには写らず、見逃されることも少なくありません。

当院では、骨折や腱の断裂を見逃さないためにもエコー(超音波画像検査)にて患部の詳細な病態把握に努めています。つまり、臨床所見とともに画像を参考にすることで、骨折の見逃しを最小限にとどめることができます。

スポーツ選手への注意

特にバスケットボールやバレーボールをはじめ、野球ではキャッチャー、サッカーではキーパーなど、ボールを受け止めることの多いスポーツ選手は”突き指”のリスクが高い傾向にあります。

しかし、”突き指”を完全に予防することは難しいため、突き指をしたときにすぐにかかれる”かかりつけ整骨院”を見つけておくことがスポーツ選手にとっては非常に大切となります。

まとめ

”突き指”は、子供から大人まで誰にでも起こる怪我です。整形外科ではあまり積極的には行われていませんが、適切な処置と応急処置を行うことで、日常生活やスポーツ活動への早期回復・復帰を期待できます。

昨今、岡山県内では多くの整骨院がありますが、このような適切な突き指の処置や施術ができる整骨院は数少ないのが現状です。

”突き指”をされた際には、まずはお気軽に岡山市にあるじゅん整骨院までご連絡ください。

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”原因不明”の足の痛み

2023.10.28 | Category: 原因不明,感染,捻挫,痛み,突き指

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ある日、朝起きたら右足の小趾がすごく痛くなっていた( 原因不明 )。その後、昼過ぎに患部を診たときには、右足外側を中心にむくみと発赤が出現していた。

そういって先日50代の男性が当院に来院されました。

足の小趾は、よくタンスの角や椅子の脚にぶつけることが多いですから、他の趾に比べて突き指の頻度は高いです。

でも、この患者さんの場合は、そういう痛めた原因が全くないということだったんです。

そこでよく患部を観察させていただくと、患者さんが訴えるように足の小趾の付け根の関節(MP関節)に発赤とむくみと痛みがありました。

通常、突き指であれば腫れ(腫脹)が生じます。しかし、腫れは全くなくむくみだけがありました。さらに、小趾の関節を動かした時の痛みはあまり認められませんでした。

このような症例は時々遭遇します。

このような”原因不明”な場合に注意すべきは「感染」です。患部の周辺でダニやアリなどに噛まれた痕がないかを細かく観察して、さらに直近の旅行歴や既往歴、基礎疾患も確認しました。

ちなみにこの患者さんの場合は、旅行歴や既往歴、基礎疾患などで疑われるようなことは何もありませんでしたが、小趾の先にアリのようなものに噛まれた痕が見つかりました。

これらの所見から感染症の可能性がると考え、すぐに専門医紹介としました。

 

この患者さんを対応させていただく際に私が注意したポイントは、次の通りです。

・全く”原因不明”であること
・原因不明の痛みにもか変わらず痛みが明らかに強いこと
・ぶつけてもないし、突き指をしたわけでもないのに発赤があったこと
・患部に熱感があったこと
・腫れではなく、むくみが生じていたこと
・直近の旅行歴や基礎疾患などはないという点
・アリなど、なにか昆虫のような虫に噛まれた痕があっこと

 

このような症状の場合、何科に行けばいいかわからないですよね。しかも”原因不明”。でも、突き指のような症状なので当院を受療されたのだと思います。

当院は、骨・関節・筋肉の専門家ですが、様々な症状の患者さんが来院されます。そのため、日頃から幅広い症状に対応することができるように常に学び続けています。

突き指や捻挫、骨折、脱臼、肉離れを始め、日常生活でよく生じる寝違えやぎっくり腰、肩関節の痛み以外でも、なにかお困りの症状がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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足首の”捻挫”の正しい知識

2023.10.26 | Category: アイシング,エコー,レントゲン,捻挫,捻挫テーピング,整形外科,画像検査,超音波画像検査,足首捻挫,間違った常識,骨折

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足首の”捻挫”について

足首の”捻挫”は、日常生活やスポーツ活動の中で頻繁に発生する怪我です。この記事では、足首の”捻挫”に関する基本情報と、効果的な治療方法について説明します。

足首の”捻挫”とは

足関節”捻挫”の85%は、足首を内側に捻って発生する外側靭帯(前距腓靭帯)損傷ですが、中には他の踵腓靭帯、前下脛腓骨靭帯、二分靭帯、後距腓靭帯、背側踵立方靭帯などの損傷やこれらが合併した重度の”捻挫”となる場合もあります。

また、特に小学生の足首の”捻挫”は注意が必要で、外くるぶしに骨折を伴うこともあるため正確な病態把握が重要となります。

足首の”捻挫”の原因

足首の”捻挫”は、歩行やランニング中に踏み込んだときに誤って足首を内側にひねったり、スポーツ中の転倒などが原因となります。また、一般的には段差を踏み外したり、ふとした瞬間にいきなり足首を捻っていまうこともあります。

足首の”捻挫”の症状

足首の”捻挫”の一般的な症状には、痛み、腫れ、内出血、荷重時痛および歩行時の痛みがみられます。このように歩行や足首を動かす際に痛みを感じることが一般的です。

しかし、痛いけど歩けるという場合も多いため、足首の”捻挫”が軽視されることもあります。歩けるけどくるぶしが痛い場合はできるだけ早期に適切な処置を受けていただくことをお勧めします。

”捻挫”の判断

捻挫を的確に判断するためには、足関節の詳細な解剖学的な知識と画僧検査が必要になります。画像検査といっても、整形外科などでよく行うレントゲンでは靭帯がうつらないため、的確な判断はできません。

当院ではエコー(超音波画像検査)にてどの靭帯がどの程度損傷しているのか?小さな骨片を伴う裂離(剥離)骨折を起こしてないかなど、患部を詳細に検査しています。

足首の”捻挫”の応急処置と治療捻挫、突き指のアイシング

基本的には手術をしない保存療法が選択されることが多いです。

足首の”捻挫”の応急処置として患部のアイシングを行い、必要に応じて微弱電流などの物理療法を行います。

なお、病態、重症度に応じて患部を固定します。

固定について

固定にはギプス固定、シーネ固定、包帯固定、テーピング固定など様々な固定方法がありますが、病態や重症度によって適切な固定方法を選択しています。

なお、ギプス固定については、近年では長期間のギプス固定は避けるべきとされいて、受傷後早期から装具をして荷重とリハビリテーションを行うFanctional Treatmentの有用性がエビデンスレベルの高い論文で証明されています。

しかし、組織修復を開始させるためには最低限の安静期間が必要であり、他の文献では短期間のギプス固定はfunctional treatmentと同等か短期的にはより良い成績が報告されています。

また、ギプス固定を行う場合は、拘縮や筋萎縮など様々なリスクも懸念されます。

そこで当院では、硬化しても柔らかいちょっと不思議なギプス(ソフトキャスト)を使用しています。捻挫

固定についての詳細はこちらのページも参考にしてみてください。
https://jun-seikotsuin.com/cast

固定期間について

ギプス固定の場合、当院では10日間の固定とし、外側靭帯のみの損傷であれば、初日から全荷重および歩行を許可しています。

当院で使用しているソフトキャストは、ハードキャストに比べて適度な柔らかさがあるため、患部の安静を図りながらもある程度の関節の動きを許容でき、かつ足底部が柔らかいため、荷重しやすく歩きやすいという特徴があります。

施術/リハビリテーション

捻挫の早期改善には、専門的知識を持って施術(リハビリ)を行う必要があります。関節可動域訓練や弱った筋肉の回復など患者さんの症状によって様々な施術を行なっていきます。

また、早期回復という観点では栄養学的視点が非常に重要です。当院では、靭帯損傷や骨折を伴っている場合は、特に栄養指導もさせていただいています。

予防と再発防止

”捻挫”の予防には、適切なウォーミングアップ、クールダウン、運動フォームの注意、および適切な靴の選択が重要と言われています。

しかし、最も重要なことは早期に適切な判断と応急処置を受けることです。足首の捻挫は一般的なスポーツ外傷ですが、適切な治療と予防策を実施することで、早期回復と再発のリスクを軽減できます。

まとめ

足首の”捻挫”は痛みや腫れを伴い、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすことがあります。 初期段階で適切な治療を受け、再発を予防することが重要です。 足首を”捻挫”した際はお早めにご相談ください。

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”膝の軟骨”がすり減っても痛みは出ない

2023.10.24 | Category: ストレッチ,ビタミンC,ビタミンC,プロテイン,レントゲン,患者さんとの会話,整形外科,湿布,膝の痛み,膝痛い,蛋白質,間違った常識

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膝に痛みが出るとよく「”膝の軟骨”がすり減って痛いんだよ」と言われます。

確かに膝には軟骨があり、整形外科や病院でレントゲンを撮ると軟骨がすり減っていることがあり、痛み止めと湿布を処方されることがあります。しかし、軟骨には神経がないため、実は軟骨がすり減っても痛みは出ません。

ちなみに軟骨がすり減るとなると、関節の変形も生じますが、骨が変形するだけでは痛みは出ません。つまり、関節の変形も痛みにはそこまで関与していません。

なお、一般的に軟骨は再生能力に乏しく、すり減った軟骨はなかなか元には戻らないとされています。

では、なぜ膝が痛いのか?整形外科や病院ではレントゲン撮って変形してるとか、軟骨がすり減っていると言われたけど、それが原因ではないとしたら何が膝の痛みの原因なのか?

膝関節の痛みの原因は、骨や軟骨以外の神経、筋肉、疎性結合組織、脂肪組織などです。

これらの組織に原因があり、膝に痛みがでます。岡山市にあるじゅん整骨院では、これらの組織のうち、何が膝の痛みの原因になっているのか?ということを様々な徒手検査やエコー(超音波画像検査)などを用いて判断しています。

病態がわかれば、様々な施術方法を検討します。ただし、当院では単に痛みを止めるだけとか、サポーターを勧めたりという一般的な施術は行なっていません。

まずは、原因となっている組織がどのような状態になっているのかを把握し、その組織に対して直接的なアプローチを行なっています。例えば、原因となっている組織のみにストレッチを行なったり、物療機器を用いて動かしたり疼痛抑制を図るなどの施術です。

さらに当院では、膝の痛みが強い場合は、医療機関でしか購入できないサプリメントや当院も取り扱っていますので、

膝の関節に痛みがある、膝を曲げると痛みが出る、膝の内側が痛い。
このような症状でな悩みの方は、当院までご相談ください。

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”シンスプリント”の正体とは?

2023.10.22 | Category: エコー,シンスプリント,ビタミンC,ビタミンC,整形外科,栄養,画像検査,蛋白質,超音波画像検査,間違った常識,骨折,骨折・脱臼

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ランニング中やランニング後に感じるすねの内側の痛みは、”シンスプリント”の可能性があります。

”シンスプリント”は疲労骨折や骨膜炎をはじめ、後脛骨筋という筋肉が原因となっていることがあるとされています。

ランニングなど足の繰り返し動作による過度の負担や、ニーイントーアウト(膝が内側に入ってつま先が外に出ている状態)、踵のオーバープロネーション(踵の過度の回内)が”シンスプリント”の主な原因と言われ、フォームの改善やインソールを作成される場合もあります。

症状が出た場合は、休養が最も効果的な治し方の一つとされ、整形外科や病院では運動を休んで疲労を取り、骨や筋肉に回復の時間を与えましょう‥と指導されることが多いです。

また、適切なランニングフォームや靴の選択も重要で、疲労骨折や骨膜炎の予防に役立つとされています。

と、ここまでが一般的な”シンスプリント”の病態と施術内容です。

 

しかし、一向に治らない!インソールも買って、フォームも改善した。休養もとったのによくならない。そうお悩みではないでしょうか?

それもそのはず。実は、この一般的なシンスプリントの解釈は間違っているからです。

発生原因はほぼ一緒です。ニーイントーアウトやオーバープロネーションは、シンスプリントの発生原因の一因となっていると思います。加えて、走るときで言うと、蹴るときにつま先が外に向いていることも原因となります。

また、栄養面での問題もあります。小学生、中学生、高校生がシンスプリントになるのは蛋白質、ビタミンC、鉄などが足りていない可能性があります。

これらの年代は、The成長期!成長期には、蛋白質、ビタミンC、鉄などが大量に必要です。しかし、部活やクラブチームなどの練習はとてもハードです。そうでなくてもこれらの栄養素が大量に必要なのに、これだけハードな練習を毎日するとなると当然栄養不足になります。

つまり、シンスプリントのもう一つの原因は蛋白質、ビタミンC、鉄などの栄養不足ということです。栄養不足により細胞の回復が追いつかず、痛みを生ずるようになるのです。

 

次に病態についてですが、一般的には疲労骨折や骨膜炎、筋肉の問題と指摘されています。

確かに疲労骨折については画像検査で明確です。当院でも超音波画像検査(エコー)で患部を描出して疲労骨折がないか確認しています。なので、これについては異論はありません。

しかし、骨膜炎とか筋肉の問題というのは、実は画像ではあまり明確に捉えることはできません。つまり、本当に痛みが出ている部分で骨膜炎や筋肉が原因であることを証明することは難しいということです。

ただ、痛みの出方や部位などの詳細を確認していくと、多くの場合はすねの内側の骨(脛骨)の縁に沿って線状に痛みがあります。この線状の痛みというのは特徴的です。

通常、足首の捻挫やぎっくり腰になったときには、線状に痛みを訴えることは少ないです。通常は点もしくは円状に痛みを訴えられます。

つまり、局所で組織の損傷があれば、点もしくは円状に痛みが生じるはずです。しかし、シンスプリントの場合は線状に痛みが生じることが多いです。

実は、この線状に痛みが生じているときは神経が原因となっていることがあります。そう、神経が原因で痛みが生じるときは線状に疼痛が生じるという特徴があるのです。

 

さらに、一般的に”シンスプリント”になると運動を制限されます。運動を制限すれば、患部にストレスがかからないので症状は緩和するかもしれません。また、早くよくするためにと思い、運動を制限するのだと思います。

でも、運動したいからどうにかしたくて整形外科や病院、整骨院にかかったのに、運動制限されては受診したことを後悔してしまします。

当院では、基本的に運動をやめなさいとか、中止を宣告することはほとんどありません。もちろん、病態によっては制限することもありますが本当に少ないです。

当院の考え方としては、運動したいから…という患者さんの気持ちを念頭に、運動できるように徹底的にサポートするという考え方です。

もちろん、痛みが出る動作は避けていただきますが、痛くなければ何をしてもいいというスタンスです。

また、フォームを改善するのであれば、痛みがある中で行うことはとても効率的です。というのも、フォームを改善する際のポイントは、痛みが出ないフォームを探すことです。

これは痛みがあるときにしか確認できません。痛みがなくなってしまうと、どのフォーム、動きで痛みを引き起こすかがわからなくなってしまうからです。痛みの出ないフォームを探し出すことによって、同じ痛みが再発することも少なくなります。

 

このように当院では、かなり細かく痛みの原因を探っていきます。必要に応じてエコーも使用します。そして、患者さんのスポーツや運動をしっかりとバックアップしております。

”シンスプリント”でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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肩が”脱臼”した!

2023.10.20 | Category: 肘内障,脱臼,骨折・脱臼

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肩の”脱臼”は、肩の関節が正常な位置から外れる状態です。肩が”脱臼”すると、痛みと同時に腕を上げることができなくなるので”脱臼”したことにすぐに気づきます。

”脱臼”は肩だけでなく、指の脱臼や肘の脱臼、膝のお皿の脱臼も起こります。

また、幼児期には肘内障といって肘の亜脱臼が起こることがあります。肘内障の場合は、子供がいきなり手を上げなくなったり、動かさなくなることで肘内障の可能性を考えます。

ただし、”脱臼”全般に言えることですが、”脱臼”と同時に”骨折”を伴うこともありますので、脱臼された際には、必ず当院や整形外科などの専門医療機関を受療してください。

当院では、脱臼の可能性がある場合、様々な検査を行います。必要に応じて超音波検査(エコー)による画像検査も行い、組織損傷の程度や骨折の有無を確認しております。

そして、脱臼の処置として、まずは関節を整復し、その後患部の炎症を最小限に止めるための処置を行います。ちなみに脱臼は、整復後すぐに痛みがかなり軽減します。

なお、脱臼による組織損傷が重度な場合は、三角巾などにより患部の安静を図り、必要に応じて専門の医療機関をご紹介させていただいています。

肩が脱臼した、肘が脱臼した、指が脱臼した‥、子供が腕を上げない・腕を動かさないと言うふうに脱臼が疑われる場合は、時間外でもまずは岡山市のじゅん整骨院までご連絡ください。

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”捻挫”の症状と処置について解説

2023.10.18 | Category: エコー,捻挫,捻挫テーピング,整形外科,最先端,栄養,画像検査,超音波画像検査,足首捻挫

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子供が部活中に足首を”捻挫”したからみてほしい!

”捻挫”とは、関節の許容範囲を超えてを捻った際に靭帯損傷や骨折を伴う(剥離骨折)ことをいい、多くは足首の内側の痛みをはじめ、腫脹(腫れ)、熱感、皮下出血斑、荷重できないなどの症状を呈します。

中には、歩けるけど痛いと言う場合もあり、歩ける場合でも剥離骨折を伴っていることがあるため、自宅で湿布とテーピングのみで済まされている方もおられますが、”捻挫”の再発予防のためにも早急に病院や整形外科、整骨院にかかることをお勧めします。

なお、”捻挫”の急性期の応急処置として患部のアイシングが有効ですが、その後はアイシングを繰り返しする必要はありません。詳細は以下の記事でご確認ください。
https://jun-seikotsuin.com/blog/post-2256

岡山市にあるじゅん整骨院では、まず患部の状態を評価したうえで、エコーにて画像検査も行い、骨折の有無や靭帯損傷の程度を確認しています。

損傷の程度にもよりますが、足関節捻挫の固定はテーピングやサポーターでは的確な固定ができず、施術期間が長期化したり後遺症が残存する可能性があるため的確な固定が必要となります。

そこで当院では、”捻挫”に対して必要最小限の運動制限を行うため、以下のような特殊な固定を行っております。
https://jun-seikotsuin.com/cast

また当院では、いち早く”捻挫”から回復するための栄養摂取指導や運動指導など、早期改善のために必要なことはトータルでサポートしています。

足首を”捻挫”された際には、お早めにじゅん整骨院までご連絡ださい。

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何でもかんでも腱鞘炎って

2023.10.17 | Category: エコー,画像検査,腱鞘炎,超音波画像検査,間違った常識

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”腱鞘炎”とは、その名の通り腱鞘という組織で炎症を起こしたもの。

先日、肘の外側が痛いと訴える患者さんが来られたのですが、当院に来るまでに整形外科や整体、整骨院にも行ったそうです。

そしてどこで言われたかは覚えてないとのことでしたが、”腱鞘炎”と言われたそうです。しかし、なかなか症状が改善しないため、ネットで色々探して当院にたどりついたとのこと。

ただ、”腱鞘炎”は腱鞘という組織で炎症を起こす病態ですが、肘の外側には腱鞘がないため”腱鞘炎”にはなりません。このように何でもかんでも”腱鞘炎”と判断されているケースが多々あります。

この患者さんの場合は、短橈側手根伸筋という筋肉の部分断裂でした。

やはり病態把握が正しく行えないと、適切な施術ができないため症状は改善しません。

当院では超音波画像検査(エコー)にて、患部の詳細な病態把握に努めています。この患者さんの場合も肘の外側にエコーを当てると、筋肉が損傷している像が観察されました。

なかなか症状が良くならない、原因がわからないとお悩みの方は、まずはお気軽に岡山市のじゅん整骨院までご相談ください。

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当院へのアクセス情報

所在地〒700-0953 岡山県岡山市南区西市476 セビアン西市駅前1F
予約初診時のみ予約優先
電話番号086-250-3711
駐車場10台
休診日日祝祭日