Blog記事一覧 > 解剖 | 岡山市・備前西市駅・南区西市 じゅん整骨院 - Part 3の記事一覧
「朝起きた瞬間から首が動かない」「後ろを振り向こうとすると鋭い痛みが走る」――いわゆる“寝違え”として来院されるケースは非常に多くみられます。
一般的には「変な姿勢で寝たから筋肉が固まった」と認識されることが多い症状ですが、実際の臨床では、それほど単純ではありません。

寝違えは正式な傷病名ではなく、急性疼痛性頚部拘縮(acute torticollis)や筋・筋膜性頚部痛として扱われることがあります。しかし実際には、筋肉だけではなく、筋膜、椎間関節、関節包、靭帯、神経周囲組織など、多層的な組織ストレスが背景に存在しているケースも少なくありません。
特に重要なのは、「なぜその部位に負担が集中したのか」という視点です。
単に首の筋肉が硬いから痛い、という話ではなく、長時間のデスクワーク、猫背姿勢、呼吸機能低下、水分摂取不足、睡眠環境、過度な精神的ストレスなどが複合的に重なり、頚部周囲組織の滑走性低下や局所循環不全を引き起こしているケースもあります。

急性頚部痛は、睡眠中の不良姿勢だけではなく、日常生活で蓄積された組織ストレスが限界を超えた結果として発生することがあります。 単純な筋緊張だけではなく、関節包や神経周囲組織まで含めた評価が重要になります。
寝違えで特に問題となりやすいのが、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、斜角筋群、頭板状筋、頚半棘筋などの頚部支持筋群です。
これらの筋群は、頭部重量を支える役割を持つため、長時間の前傾姿勢やスマートフォン操作によって持続的な伸張ストレスを受けやすい特徴があります。
さらに近年は、胸郭可動性低下や呼吸機能低下との関連も重要視されています。
呼吸が浅くなると、斜角筋や胸鎖乳突筋などの呼吸補助筋への負荷が増加し、頚部の過緊張が慢性化しやすくなります。その状態で睡眠中の不自然な頚部回旋が加わることで、微細損傷や炎症反応が誘発されるケースがあります。
臨床ではまず、どの方向で疼痛が誘発されるのかを確認します。
単純な筋損傷だけであれば、筋収縮や伸張で痛みが再現されることが多い一方、椎間関節性疼痛では関節圧縮方向で鋭い疼痛が出現することがあります。
また、神経組織が関与しているケースでは、上肢への放散痛やしびれ感、握力低下などがみられることもあり、頚椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群との鑑別が重要になります。

じゅん整骨院では、必要に応じて超音波画像検査(エコー)を活用し、頚部周囲組織の状態を評価しています。
エコーの大きな利点は、筋・筋膜・腱・皮下組織などの軟部組織をリアルタイムに観察できる点にあります。
寝違えでは、単に「筋肉が硬い」という抽象的評価ではなく、どの層で滑走障害が発生しているのかを考えることが重要です。

エコー観察では、筋膜の重なり、筋線維の走行、左右差、組織間滑走性などを確認します。 特に肩甲挙筋周囲では、筋膜層の滑走低下や局所的な肥厚がみられるケースがあります。 また、頚部回旋時の動態観察を行うことで、どの組織が運動制限に関与しているかを推測する一助となります。
さらに、斜角筋周囲では神経・血管との位置関係も重要になります。 過緊張によって神経周囲組織への圧迫ストレスが増加しているケースでは、単純なマッサージ刺激によってかえって症状が悪化することもあるため注意が必要です。
寝違えが長引くケースでは、単なる炎症だけではなく、「組織滑走性低下」が残存している可能性があります。
筋膜同士が滑らなくなることで、正常な運動パターンが破綻し、代償運動が増加します。 その結果、一部組織へ負荷が集中し、疼痛が遷延化するという流れです。
特に急性期の過度な安静や、逆に強すぎるセルフマッサージは、滑走環境をさらに悪化させる可能性があります。
寝違えの施術で重要なのは、「痛みを一時的に下げること」だけではありません。
本当に重要なのは、炎症によって乱れた組織環境をどのように再構築(リモデリング)していくかです。

急性期では、炎症反応による疼痛と防御性筋緊張が強く出現します。
この時期に過度な手技刺激を加えると、組織ストレスが増加する可能性があります。
そのため、当院では必要に応じて微弱電流(エレサス等)を使用し、組織環境の安定化を図ります。
微弱電流は、生体電流に近いレベルの刺激を利用し、疼痛緩和や組織修復環境のサポートを目的として使用されることがあります。
また、アイシングを併用しながら軽度運動を行う「クライオキネティクス」の考え方を用い、炎症管理と正常運動獲得の両立を目指します。
急性炎症が落ち着いた後は、筋膜滑走性や関節運動の再獲得が重要になります。
この段階では、立体動態波や超音波療法を組み合わせながら、組織深部へのアプローチを行うことがあります。
立体動態波では、広範囲かつ立体的な刺激を加えることで、深層筋や神経周囲組織への通電を図ります。
一方、超音波療法では、深部組織への機械的刺激を利用し、局所循環や組織柔軟性改善を目的とすることがあります。
また、可動域低下が強いケースでは、関節モビライゼーションや胸郭運動改善も重要になります。 頚部だけをみるのではなく、胸椎・肩甲帯・呼吸運動まで含めて評価することで、局所負担軽減を目指します。

頚部周囲は神経・血管が密集しているため、刺激量や通電方向の設定が重要になります。 単純に出力を上げるのではなく、どの組織へどの方向に刺激を届けるのかを考慮しながら施術を組み立てます。
外傷や急性炎症では、局所だけでなく全身の栄養状態も重要になります。
特に組織修復には、十分なたんぱく質摂取が不可欠です。
たんぱく質不足では、筋・筋膜・靭帯などの修復材料が不足し、回復過程に影響を与える可能性があります。
さらに、コラーゲン合成にはビタミンCが関与し、筋収縮や神経伝達にはマグネシウムが重要になります。
特に慢性的な疲労感が強い方では、睡眠不足や栄養不足が背景に存在しているケースも少なくありません。
当院では必要に応じて、食事状況、水分摂取、生活習慣なども確認しながら、組織修復をサポートするためのアドバイスを行っています。
痛みがあると、無理に首を伸ばしたり、強く揉んだりしたくなる方も少なくありません。
しかし急性期では、過度な刺激によって炎症が助長されるケースもあります。
また、症状が強い場合や、しびれ・筋力低下・頭痛・めまいなどを伴う場合は、自己判断せず早めに専門機関へ相談することが重要です。
寝違えは単なる筋肉痛ではなく、筋・筋膜・椎間関節・神経周囲組織など、多層的な問題として発生しているケースがあります。
そのため、「痛い場所を揉む」という単純な発想ではなく、どの組織へ負荷が集中しているのか、なぜその状態になったのかを評価することが重要です。
じゅん整骨院では、問診・徒手検査・超音波画像検査(エコー)・物理療法・運動療法・分子栄養学的視点を組み合わせながら、状態把握を重視した施術を行っています。
寝違えの一般的な原因や初期対応については、基礎的な内容をまとめた以下の記事も併せてご覧ください。
”肘部管症候群”(ちゅうぶかんしょうこうぐん)とは、肘の内側を通る神経(尺骨神経)が圧迫・刺激を受け、「小指や薬指だけがしびれる」「肘を曲げるとピリッと痛い」といった症状をきたします。
肘の内側には「肘部管」と呼ばれるトンネルのような構造があり、その中を尺骨神経が通っています。この神経は、手の小指と薬指、そして手の内側の感覚や細かい動きを司っています。
肘の屈伸動作や繰り返しの負担、スポーツ・デスクワークなどにより、神経が圧迫・摩擦されると、しびれや痛みが生じます。
レントゲンやMRIでは、神経そのものの状態までは分からないことがあります。そのため「異常なし」と言われても、実際には神経の滑走障害(動きの悪さ)が起こっていることがあります。
当院では、超音波画像検査(エコー)を用いて神経や筋肉の動きをリアルタイムで確認し、問題の本質を見極めます。
神経は筋肉や血管、骨の間を滑るように動いています。その滑走性が失われると、神経が「引っかかる」ように動かなくなり、痛みやしびれが持続します。
じゅん整骨院では、神経系モビライゼーションという専門的手技を用い、神経が再びスムーズに動けるよう導きます。
神経の修復には、ビタミンB群(特にB1・B6・B12)、マグネシウム、たんぱく質の摂取が欠かせません。また、慢性的なしびれが続く方は、酸化ストレスや血糖変動が関与していることもあります。
栄養状態を整えることで、神経伝達の回復を助け、再発を防ぐことにもつながります。
”肘部管症候群”を放置すると、手の筋肉がやせて細かい動作がしづらくなることもあります。早期の評価と対応が大切です。違和感を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
岡山市・備前西市駅近くのじゅん整骨院では、神経・筋肉・関節を総合的に評価し、患者様の身体の回復を支援しています。
「しびれが取れない」「どこに行っても改善しない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
”肩甲上神経”は肩関節の安定性と運動に重要な神経で、特に棘上筋(Supraspinatus)や棘下筋(Infraspinatus)を支配しています。この神経が障害されると、肩関節の動きに伴う痛みや筋力低下が生じることがあります。
”肩甲上神経”が滑走性を失うと、肩関節を動かすたびに神経が引き伸ばされる・圧迫されることが起こり、痛みや動作制限を引き起こします。単に筋肉をほぐすだけでは改善が不十分で、神経の滑走性を取り戻す施術が必要です。
”肩甲上神経”は棘上筋・棘下筋を支配しているため、障害があると筋力低下が起こり、肩関節の安定性が低下します。
これにより肩の動作中に痛みが増幅し、日常生活やスポーツ動作に支障が出ることがあります。
肩甲上神経や肩周囲筋の回復には、組織修復に必要なアミノ酸(たんぱく質)が不可欠です。
十分な栄養摂取が不足している場合は、分子栄養療法的なアプローチで補うことにより、神経と筋肉の機能回復を促進します。
当院では、”肩甲上神経”障害の可能性を含め、肩関節痛の原因を超音波画像検査(エコー)で正確に把握します。その上で、神経滑走改善施術、筋機能改善、必要に応じた栄養サポートを組み合わせ、肩関節の機能回復と痛みの軽減を目指します。
”フットボーラーズアンクル”(footballer’s ankle)は、サッカーやラグビーなどのスポーツでよく見られる足首前方の慢性的な痛みを指します。
従来は「関節前方の骨棘や靭帯損傷」と説明されることが多いですが、実際には痛みの原因は多岐にわたります。
最近の研究や臨床経験から、”フットボーラーズアンクル”の痛みは次のような部位が関与していることがわかっています。
つまり、表面的なマッサージや関節の運動だけでは根本的な改善には至らないことが多いのです。
じゅん整骨院では、超音波画像検査(エコー)を用いて、靭帯や脂肪組織、神経の状態をリアルタイムで確認します。
これにより、痛みの本当の原因を見極め、必要な部位にだけ的確な施術を行うことが可能です。
当院の施術では、筋肉を緩めるだけではなく、以下のアプローチを組み合わせます。
これにより、痛みの根本的な原因を解消し、スポーツ復帰や日常動作での違和感を減らすことができます。
「足首前方が痛い」「踏み込みやジャンプで痛みが出る」といった症状が続く場合、自己判断で安静にするだけでは回復が遅れることがあります。
早期に病態を正確に把握することで、的確な施術が可能になり、長期的なスポーツ障害の予防にもつながります。
”フットボーラーズアンクル”は、靭帯だけでなく脂肪組織や神経の影響も大きいことを理解することが重要です。
岡山市のじゅん整骨院では、超音波画像検査で病態を可視化し、神経や軟部組織に的確なアプローチを行うことで、根本的な痛み改善を目指しています。
肩関節脱臼を経験したあと、「また外れそう」「肩が不安定」「動かすと怖い」と感じる方は少なくありません。この背景にある代表的な損傷が「”バンカートリジョン”(Bankart lesion)」です。
ここではその構造や発生メカニズムを理解し、どんなときに注意すべきか・どんな対応が有効かを臨床的な視点から解説します。
肩関節(肩甲上腕関節)は、球状の上腕骨頭と、受け皿のような肩甲骨関節窩によって構成されています。その安定性を支えるのが関節唇(labrum)という軟骨様組織です。
”バンカートリジョン”とは、肩関節脱臼によって関節唇の前下方が剥がれてしまう損傷のことを指します。関節唇が剥がれると、骨頭が前方にずれやすくなり、再脱臼や慢性的な不安定感につながります。
肩関節脱臼の多くは、腕を外側に開いて後ろへ引かれる動作(外転・外旋)の際に発生します。このとき、上腕骨頭が前方に滑り出し、関節唇を内側から押し破るように剥離します。
一度剥離が起こると、関節唇が「吸盤」のように骨頭を保持する機能を失い、わずかな動作でも骨頭が動きやすくなります。
その結果、「クセになる脱臼」や「繰り返す不安定感」が生じます。
”バンカートリジョン”がある場合、肩を安定させる筋肉(回旋筋腱板)や関節包、神経反射のバランスにも影響します。
特に肩前面の感覚過敏や、動作中の防御反応は、神経的な再教育(リハビリ)を要することがあります。
つまり、損傷の有無だけでなく、筋・神経・運動制御の全体的な連携を整えることが重要です。
バンカートリジョンはMRIでの確認が一般的ですが、超音波画像検査(エコー)でも関節包や周辺組織の状態をリアルタイムで観察できます。
エコーの利点は、動かしながら確認できること。関節の動きに伴うズレや緊張の変化を可視化できます。
じゅん整骨院では、超音波画像検査(エコー)による病態の把握を重視し、損傷の程度や周囲組織の反応を丁寧に評価します。
その上で、必要な物理療法・運動指導・栄養指導を行い、再発を防ぐ方向性を一人ひとりに合わせて検討します。
”バンカートリジョン”は、脱臼直後の痛みが落ち着いた後も「不安定感」として残ることがあります。放置すると再脱臼を繰り返すリスクが高まり、肩の機能低下や慢性疼痛へつながることもあります。
早期に正確な状態を把握し、安定性を取り戻すためのステップを明確にすることが大切です。
肩の不安定感や脱臼後の違和感でお悩みの方は、一度ご相談ください。
「小指がしびれる」「手に力が入らない」「指先の感覚がおかしい」という症状は、もしかすると「”ギヨン管症候群”(尺骨神経障害)」かもしれません。
”ギヨン管症候群”は、手首の内側にある「ギヨン管」というトンネル状の構造で尺骨神経が圧迫されることにより発生する神経障害です。
尺骨神経は、手の小指と薬指の半分に感覚と運動を司っています。そのため、この神経が圧迫されると、以下のような症状が出ます:
原因はさまざまですが、主に以下のようなケースが考えられます。

当院では、丁寧な問診・徒手検査により、神経症状の評価を行います。必要に応じて医療機関と連携し、画像検査を紹介することも可能です。
じゅん整骨院では、神経障害に対して専門的なアプローチを行っています。
そのまま放置していると、筋力低下や指の変形に繋がる可能性もあります。
早期の施術が回復へのカギです。
当院では、”ギヨン管症候群”に関する豊富な臨床経験と、根拠に基づく施術法をもとに対応しています。
症状の本当の原因を一緒に見つけ、改善への道をサポートいたします。
手のしびれや違和感を感じたら、放置せずに早めにご相談ください。

”テニス肘”とは、一般的に肘の外側にある上腕骨外側上顆という部分に炎症が起こる疾患とされ、正式には「上腕骨外側上顆炎」と呼ばれています。スポーツだけでなく、日常生活での繰り返しの動作によっても発症することがあります。
一般的には「肘の使いすぎによる炎症」と説明されることが多い”テニス肘”ですが、じゅん整骨院ではもう少し違った視点で病態を捉えています。
実際の臨床現場では、ほとんどの症例で「炎症」は起こっておらず、橈骨神経という神経の枝となるさらに細い神経が痛みに関わっています。この神経が上腕三頭筋や上腕筋などの筋肉に影響され、滑走不全や神経への血流低下などが複雑に絡み合っているケースが多く見受けられます。
そのため、当院では単なる「炎症」への対処ではなく、関連組織の滑走性、関節可動性、末梢神経のリリース、局所の循環改善といった多角的なアプローチを行っています。
「安静にしていてもなかなか改善しない」「湿布やサポーターで治らなかった」という方は、ぜひ一度、当院の施術を体験してみてください。
じゅん整骨院では、以下のような施術を行っています。
患部の状態を詳細に把握するため、必要に応じて超音波画像検査を行います。
詳細はこちらからご確認ください

詳細はこちらからご確認ください
筋肉・神経などの滑走性を改善します。
患部の負担を軽減し、組織の滑走性を改善するためのテーピングを行います。
テニス肘は、早期に適切な対処をすることで、回復が早まります。痛みを感じたら、自己判断で放置せず、専門機関の受療をおすすめします。
じゅん整骨院では、一人ひとりの状態に合わせた施術で、痛みの根本改善を目指します。「どこに行っても良くならなかった…」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

「レントゲンでは異常なしと言われたのに痛みが続く」「湿布と安静で様子を見るよう言われたが、動くたびに不安がある」——このようなケースは臨床現場で少なくありません。
特に筋肉・腱・靱帯・筋膜・滑液包などの軟部組織由来の痛みは、単純X線検査では描出されにくく、外見上の腫脹や圧痛だけでは病態の深部まで把握できないことがあります。
そのため、痛みの原因を正確に推測し、組織の状態に応じた施術計画を立案するには、「今、組織内で何が起きているのか」を可視化する作業が極めて重要になります。
岡山市南区のじゅん整骨院では、その病態把握の手段として、超音波画像検査(エコー)を積極的に活用しています。
[画像:超音波画像検査(エコー)を行っている様子]
超音波画像検査では、骨だけではなく筋肉・腱・靱帯・滑液包・脂肪体などの軟部組織をリアルタイムで観察できます。 また、静止画像ではなく「動かしながら観察できる」という特性を持つため、関節運動時に生じる滑走不全や不安定性も確認可能です。
これは単なる画像確認ではなく、「痛みが発生する瞬間に組織内で何が起きているのか」を追跡する作業とも言えます。
整形外科で広く用いられるレントゲン(X線)は、骨のアライメントや骨折の確認には非常に有効です。 一方で、軟部組織の評価には限界があります。
例えば、
これらは単純X線では把握しづらいケースがあります。
超音波画像検査(エコー)の特徴は、こうした軟部組織の状態をリアルタイムで観察できる点にあります。 さらに放射線被曝がないため、急性期から回復期にかけて繰り返し経過観察できることも大きな利点です。
エコー観察で重要なのは、「ただ映すこと」ではありません。 重要なのは、解剖学・機能解剖学・受傷機転を統合して病態を推測することです。
例えば肉離れでは、
などを総合的に確認します。
また捻挫では、
などを確認し、単なる「捻った」ではなく、どの組織にどの程
度の負荷が加わったかを推測します。

[画像:超音波画像検査による患部評価の様子]
エコーでは、患部を静止状態だけでなく運動時にも観察します。 そのため、通常の画像検査では分かりにくい「動作時のみ発生する異常」も把握可能です。
特に筋膜同士の滑走不全は、慢性疼痛や違和感の背景に存在することがあり、動的評価は非常に重要になります。
超音波画像検査(エコー)の大きな特徴の一つが、動的検査です。
関節運動や筋収縮を伴いながら観察することで、
などをリアルタイムで確認できます。
これはMRIなどの静止画像とは異なる強みであり、「動いた時だけ痛い」という症状に対して非常に有効です。

エコーによって病態を把握した後は、その情報を施術戦略へ反映させます。
例えば急性外傷では、組織損傷直後の炎症反応によって血流変化や浮腫が発生します。 この時期に過度な負荷を加えると、組織修復は遅延する可能性があります。
そのため、じゅん整骨院では状態に応じて、
などを選択しています。
例えば低出力超音波(LIPUS)は、骨折や組織修復過程において細胞レベルでの刺激を与えることで、修復環境のサポートを目的として用いられることがあります。
また微弱電流は、炎症期における組織修復環境の調整を目的として使用されることがあり、損傷直後の介入戦略として重要な選択肢になります。
さらに慢性化した症例では、単に炎症を抑えるだけではなく、リモデリング不全をどう改善するかが重要になります。
そのため、筋膜滑走改善や荷重分散の再学習、関節運動パターンの修正など、機能解剖学に基づいた介入を行います。

骨折・脱臼・捻挫・肉離れなどの急性外傷では、初期対応の質がその後の経過に大きく影響します。
例えば固定不足による微小動揺は、炎症遷延や修復遅延につながる可能性があります。 逆に過固定では拘縮や循環障害を引き起こすこともあります。
つまり重要なのは、「固定すること」ではなく、組織修復に適した環境を設計することです。
その判断材料として、エコーによる病態把握は極めて有用です。
急性期では、「今どこまで動かして良いか」「どこまで固定すべきか」という判断が非常に重要です。 じゅん整骨院では、エコー所見と機能評価を組み合わせながら、段階的なリハビリ計画を構築しています。
また、必要に応じて整形外科と連携し、画像診断や医科的評価を踏まえた対応を行っています。

組織修復は、局所施術だけで完結するものではありません。 細胞が修復を進めるためには、材料となる栄養素が必要です。
特に重要となるのが、
などです。
例えばビタミンCはコラーゲン合成に関与し、マグネシウムはエネルギー代謝や筋機能に関与します。 また、慢性的なたんぱく質不足は、筋・腱・靱帯などの修復効率低下につながる可能性があります。
そのため、じゅん整骨院では必要に応じて食事・栄養指導も行い、組織修復を多角的にサポートしています。

超音波画像検査(エコー)は、単なる画像確認ツールではありません。
「どの組織が、どのような状態にあり、なぜ痛みが発生しているのか」を可視化し、施術戦略を論理的に構築するための重要な手段です。
特に、
などでは、病態把握の精度が予後を左右するケースも少なくありません。
岡山市南区のじゅん整骨院では、超音波画像検査(エコー)を活用しながら、病態把握・施術・物理療法・リハビリ・栄養指導までを一貫して行っています。
肉離れに対する超音波画像検査(エコー)の活用については、以下の記事でも詳しく解説しています。
また、保険適応や施術の流れについては、以下のページも参考にしてください。
これまで多くの患者さんが来院されましたが、ときどき”ケガの治りが悪い”患者さんがおられます。
ケガと言っても擦り傷とかではなく、突き指とか捻挫、骨折、肉離れ、脱臼、ぎっくり腰、寝違え、肩の痛みなどです。
このようなケガの回復期間には個人差があります。では、その個人差というのは何の差なのかということです。
もちろん体質もあるかもしれませんが、やはり食事が非常に重要です。
なぜなら、身体は食べたものからできているからです。
当然、ケガからの回復には栄養が必要です。損傷された組織に栄養が届かなければ、組織の修復は進みません。
つまり、ケガの治りが悪い原因のほとんどは食事、栄養摂取が不十分なことが多いのです。
では、どのような栄養が必要なのでしょうか?
例えば靭帯を損傷した場合ですと、靭帯はコラーゲンでできていますが、そのコラーゲンはタンパク質、鉄、ビタミンC、そして亜鉛から構成されます。つまり、靭帯損傷したときにはこれらの栄養素を摂取すれば、損傷した靭帯は速やかに回復します。
骨折の場合は、さらにビタミンKやカルシウムも必要になるでしょう。
このように、損傷した組織に必要な栄養素を摂取することで組織の修復を促すことができるのです。
岡山市のじゅん整骨院では、少しでも早く症状を回復させたい!そのような患者さんの要望に応えるため、日頃から解剖学や生理学、運動学などの基本的な勉強を怠らず、知識と技術の向上に尽力しています。
そして、今回紹介させていただいたように、少しでも早く症状が回復できるように栄養指導もしております。
ご来院の際には、いろいろとご質問いただければと思います。
なお、やはり突き指や捻挫、肉離れなどの症状回復には早期に適切な処置や施術を受けていただくことが何より重要です。もちろん、ぎっくり腰や寝違えも同じです。
このようなケガをされた際には、お早めにご連絡ください。
”肩の痛み”がある患者さん。
一般的に多くの先生は、まず筋肉を評価します。そして関節の可動域をみます。
しかし、肩関節には筋肉以外に神経や血管、関節包、靭帯など、当然ながら様々な組織が存在し、またそれぞれの組織は、痛みを発する因子にもなりえます。
つまり、”肩の痛み”を考える際には、これらのどの組織が痛みの原因となっているのかを特定しなければなりません。
その際には、痛みのある部位だけでなく、放散痛や知覚障害も非常に参考になりますし、負傷原因も重要です。
さらに関節可動域や筋力、理学検査は最も重要です。
ちなみに、肩の筋力を見ている先生は多くありません。
でも、肩関節においては筋力検査は重要な検査です。と言っても、やはり様々な所見から病態を特定しなければなりませんが、そのためにも、基本的な検査法や解剖学は押さえておく必要があります。
当院ではこのような観点から、日頃より解剖学、生理学、生化学、運動学をはじめ栄養学も学び、少しでも早く症状が回復するように尽力しております。
しかし、最近は初見時の時間を短くする流れがあり、問診や検査などの時間が省かれているのが現状です。
そのため、病態把握が細かくできていないためか、思うように症状がよくならないとお困りの患者さんがよく来院されます。
当院の考え方としましては、いかに病態を詳細に把握することができるかが、症状を良くするためには非常に重要な要素と考えております。
ですから、初めて当院に来院され場合は、1時間半から2時間程度のお時間を確保してお越しください。
短時間で終わらせたい、何でもいいからとりあえず痛みをとってほしい、通院はできない、説明はいらない、とりあえず揉んでほしいといった方は当院ではご満足いただけません。
でも、骨折や脱臼もそうですが、突き指や捻挫、肉離れをはじめ、日常生活で起こるぎっくり腰や寝違え、ものを持って肩を痛めたなど、このような症状でお困りの方はお早めにご連絡ください。
また、当院では上記のような症状の患者さんの他、どこに行ってもなかなか良くならない、いろんな検査をしたけど原因がわからない、このようなことでお悩みの患者さんも多数来院されています。
なお、”肩の痛み”は非常に複雑なこともありますので、原因が特定されないこともしばしばあります。
まずはお気軽にご相談ください。