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”ぎっくり腰”の原因と対処法:じゅん整骨院が解説する予防と早期回復のポイント

2025.05.09 | Category: ぎっくり腰,ぎっくり腰とは,ぎっくり腰原因,ぎっくり腰治療,アイシング,エコー,仙腸関節,整形外科,機能改善,画像検査,病態把握,痛み,痛みの原因,腰痛,腰痛原因,腰痛症状,超音波画像検査,間違った常識

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”ぎっくり腰”とは?

”ぎっくり腰”(急性腰痛症)は、突然腰に激しい痛みが腰に走り、動けなくなることもある症状です。重い物を持ち上げた際や、体をひねった瞬間など、日常の些細な動作が引き金となることがあります。

ぎっくり腰、腰痛

主な原因

  • 筋肉や靭帯の損傷:無理な動作や過度な負荷により、腰部の筋肉や靭帯が損傷することがあります。
  • 椎間関節の炎症:背骨の関節部分の炎症や滑膜ひだが嵌頓して、痛みを引き起こす場合があります。
  • 仙腸関節の問題:仙腸関節にストレスがかかり痛みを引き起こすことがあります
  • 椎間板の問題:椎間板で炎症を起こし、激しい痛みを伴うことがあります。
  • 神経の問題:椎間板や筋肉に向かう神経の障害で痛みを引き起こすことがあります

”ぎっくり腰”の症状

主な症状には以下のようなものがあります:

  • 突然の鋭い腰の痛み
  • 腰を動かすと痛みが増す
  • 立ち上がる、歩くなどの日常動作が困難になる
  • 腰部に筋肉のこわばりや痙攣を感じる

ぎっくり腰

じゅん整骨院での施術方法

当院では、以下のような施術を行っています:

  • 超音波画像検査(エコー):患部の状態を詳細に把握し、適切な施術方針を決定します。
  • アイシング:急性期に限り、必要に応じてアイシングを行います。
  • 物理療法:電気療法を用いて、痛みの軽減と組織修復の回復を促進します。
    当院の物理療法はこちらから
  • 手技療法:筋肉の緊張を和らげ、関節の可動域を改善します。
  • テーピング療法:患部の可動性を高め、痛みの軽減と再発防止を図ります。

予防と再発防止のポイント

”ぎっくり腰”を予防し、再発を防ぐためには以下の点に注意が必要です:

  • 姿勢:長時間の同じ姿勢を避け、適度に体勢を変えてましょう。
  • 適度な運動:痛みの出ない範囲で腰周りの筋肉を動かしましょう。
  • 重い物の持ち上げ方:物を体に近づけて持ち上げるようにしましょう。
  • 機能改善プログラム:腰痛の再発率を低下させる施術を受けてみましょう。
    詳しくはこちらから

ぎっくり腰でお悩みの方へ

ぎっくり腰は早期の適切な対応が重要です。痛みを我慢せず、早めに専門家の診察を受けることで、回復も早まります。じゅん整骨院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた施術を提供しております。お気軽にご相談ください。

📍 岡山市南区・備前西市駅 徒歩1分
じゅん整骨院
超音波画像検査 × 病態把握徹底 × 的確な施術 × 物理療法 × 分子栄養療法
▶ ご予約はこちら
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シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)とは?原因・症状・施術法を徹底解説|岡山市南区のじゅん整骨院

2025.05.05 | Category: エコー,シンスプリント,ストレッチ,保険適応,栄養,物理療法,画像検査,病態把握,痛み,痛みの原因,超音波画像検査,間違った常識

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”シンスプリント”(脛骨過労性骨膜炎)とは?原因・症状・施術法を徹底解説

ランニングやジャンプを伴うスポーツを行う方々にとって、下腿部の痛みは避けて通れない問題です。中でも”シンスプリント”(脛骨過労性骨膜炎)は、運動を続ける上で大きな障害となることがあります。

骨折

”シンスプリント”とは?

”シンスプリント”は、脛骨(すねの骨)の内側に沿って痛みが生じる症状で、特に運動後や運動中に痛みが増すことが特徴です。主に以下のような方々に発症しやすいとされています:

  • ランナーや陸上競技選手
  • バスケットボールやバレーボールなどジャンプを多用するスポーツ選手
  • 急に運動を始めた初心者
  • 硬い地面でのトレーニングを行う方

”シンスプリント”の主な原因

”シンスプリント”の発症には複数の要因が関与しています:

  • 過度な運動負荷:急激なトレーニング量の増加や不適切なフォーム
  • 不適切なシューズ:クッション性の低い靴やサイズの合わない靴の使用
  • 硬い路面での運動:アスファルトやコンクリートなど衝撃の大きい地面でのトレーニング
  • 足のアライメント異常:偏平足や過回内足などの足部の構造的問題
  • Knee in Toe out:運動時につま先より膝が内側に入ってしまう

症状の特徴

シンスプリントの主な症状は以下の通りです:

  • 脛骨内側の鈍い痛みや圧痛
  • 運動開始時の痛み、運動中の痛みの増加
  • 運動後の痛みの持続
  • 腫れや熱感を伴うこともある

シンスプリントの病態と施術

一般的にシンスプリントは骨膜や筋肉の問題とされていますが、実は多くの場合、これらの組織は原因となっていないことが多いのです。

実は、伏在神経内側下腿皮枝という神経が痛みの原因となっていることがあります。当院では、シンスプリントの正確な判断と効果的な施術を提供しています。

超音波画像検査(エコー)による診断

エコー検査を用いて、骨膜や筋膜、神経の状態を詳細に観察し、他の疾患(疲労骨折や筋損傷など)との鑑別を行います。

個別に合わせた施術プラン

患者様の症状や生活スタイルに合わせて、以下のような施術を組み合わせて行います:

シンスプリント

  • 物理療法:超音波治療や電気刺激療法による炎症の軽減と血流改善
  • 徒手療法:基本的には手技により患部の病態を改善します
  • 運動指導:正しいフォームやトレーニング方法の指導
  • 栄養療法:食事や必要な栄養素をご案内させていただきます

予防と再発防止

シンスプリントの予防には、以下の点が重要です:

  • 適切なウォーミングアップとクールダウンの実施
  • クッション性の高いシューズの使用
  • 動作、フォームの見直し

ちなみに、多くの場合、ストレッチは不要ですし、筋トレも不要です。当然ながら柔軟性の向上も必要ありません。

おわりに

”シンスプリント”は、早期の対応と適切な施術により、症状の改善と再発防止が可能です。岡山市南区のじゅん整骨院では、専門的な知識と豊富な経験を持つスタッフが、患者様一人ひとりに最適な施術を提供しております。下腿部の痛みや違和感を感じた際は、ぜひお気軽にご相談ください。

📍 岡山市南区・備前西市駅 徒歩1分
じゅん整骨院
超音波画像検査 × 病態把握徹底 × 的確な施術 × 物理療法 × 分子栄養療法
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”シンスプリント”の保険適応について

保険適応に関する詳細は、こちらのページからご確認ください。

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”ケガの治りが悪い”その原因とは?

2024.04.25 | Category: ぎっくり腰,ビタミンC,ビタミンC,ビタミンC,プロテイン,健康管理,捻挫,栄養,痛み,突き指,筋損傷,筋肉,組織修復,肉離れ,肘内障,脱臼,腕の痛み,腰痛,蛋白質,解剖,足首捻挫,間違った常識,首寝違え,骨折,骨折・脱臼,Q&A

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これまで多くの患者さんが来院されましたが、ときどき”ケガの治りが悪い”患者さんがおられます。

ケガと言っても擦り傷とかではなく、突き指とか捻挫、骨折、肉離れ、脱臼、ぎっくり腰、寝違え、肩の痛みなどです。

このようなケガの回復期間には個人差があります。では、その個人差というのは何の差なのかということです。

 

もちろん体質もあるかもしれませんが、やはり食事が非常に重要です。

なぜなら、身体は食べたものからできているからです。

当然、ケガからの回復には栄養が必要です。損傷された組織に栄養が届かなければ、組織の修復は進みません。

つまり、ケガの治りが悪い原因のほとんどは食事、栄養摂取が不十分なことが多いのです。

 

では、どのような栄養が必要なのでしょうか?

例えば靭帯を損傷した場合ですと、靭帯はコラーゲンでできていますが、そのコラーゲンはタンパク質、鉄、ビタミンC、そして亜鉛から構成されます。つまり、靭帯損傷したときにはこれらの栄養素を摂取すれば、損傷した靭帯は速やかに回復します。

骨折の場合は、さらにビタミンKやカルシウムも必要になるでしょう。

このように、損傷した組織に必要な栄養素を摂取することで組織の修復を促すことができるのです。

 

岡山市のじゅん整骨院では、少しでも早く症状を回復させたい!そのような患者さんの要望に応えるため、日頃から解剖学や生理学、運動学などの基本的な勉強を怠らず、知識と技術の向上に尽力しています。

そして、今回紹介させていただいたように、少しでも早く症状が回復できるように栄養指導もしております。

ご来院の際には、いろいろとご質問いただければと思います。

 

なお、やはり突き指や捻挫、肉離れなどの症状回復には早期に適切な処置や施術を受けていただくことが何より重要です。もちろん、ぎっくり腰や寝違えも同じです。

このようなケガをされた際には、お早めにご連絡ください。

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別のところが痛い: 詳しい病態

2024.04.10 | Category: 病態把握,痛み,痛みの原因,鑑別,間違った常識

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例えば、腰を痛めたら股関節や臀部も一緒に痛めることがあります。そのため、”詳しい病態”を考える必要があります。

他にも…
突き指したら指を伸ばす筋肉や手首を支える筋肉を痛めることがあります。

足首を捻挫したら、捻挫しない等に足首を制御している長・短腓骨筋という筋肉を痛めたり、場合によっては膝の関節や股関節、腰を痛めてしまう場合もあります。

そして膝を痛めたときには、足首や股関節、臀部、腰を痛めることがあります。

 

このように負傷原因から運動連鎖的に考えると、主症状部位以外を損傷していることがあります。

患者さんは、主に症状がある部位に強く痛みなどを自覚するため、他に損傷があっても気づいていないことがあります。

 

しかし、この主病巣以外の病態がときに痛みを長期化させます。

そのため当院では、こうした見逃しを回避するにも負傷原因の詳細な聞き取りをはじめ、さまざまな検査を行っています。

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足首の”捻挫”

2024.02.26 | Category: 保険適応,捻挫,画像検査,超音波画像検査,足首捻挫,間違った常識

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”捻挫”といえば「足首の捻挫」というほど、足首はよく捻挫することが多い関節です。

そもそも捻挫とは”捻る”ということで、病態を表している言葉ではありません。

 

足首の”捻挫”の主な病態は、靭帯の損傷です。その靭帯の損傷には微傷断裂、部分断裂、完全断裂というふうに分けることができますし、損傷された靭帯の数でも分類されることがあります。

ちなみに、”捻挫”によって外くるぶしのところで裂離骨折(剥離骨折)を起こしていることもあるため注意が必要です。

特に小学生の”捻挫”は、裂離骨折していることが多く、レントゲンでは写らないことがほとんどのため見逃されるケースもあります。

 

だから、近年では超音波画像検査(エコー)が有用とされているのです。

エコーでは、靭帯の損傷レベルを判断できるだけでなく、小さな骨折も確認することができます。

当院でも”捻挫”された患者さんにエコーを使用していますが、小学生の捻挫の6割以上は裂離骨折を起こしています。

 

”捻挫”は早期に的確な判断と適切な施術により早期改善を図ることができますので、”捻挫”された際にはすぐに当院までご連絡くださいね。

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なぜ、なかなか症状がよくならないのか?”技術”?

2024.01.30 | Category: 原因不明,病態把握,痛み,痛みの原因,鑑別,間違った常識

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今日は、「症状がなかなかよくならないのは、先生の”技術”がないから?それとも…?」という話しをさせていただきます。

 

そもそも技術の差はあまり関係ないと私は思っています。重要なのは病態解釈(把握)です。

なぜなら、本質的に病態を誤って解釈していると、いくら技術を持ち合わせていても症状を回復させることはできないからです。

例えば、骨折しているのに捻挫だと思って施術しても良くはなりません。もちろん、自然経過にて多少は良くなると思いますがベストな方法ではありません。

つまり、重要なのは技術ではなく、病態解釈(把握)です。正しく、そして細かく病態を把握することができれば、その病態にフォーカスした施術を行うことができるからです。

そうすれば、ある程度の技術があれば十分に症状はよくなります。

 

ただ、一般的に多くの先生は、患者さんの訴える部位と症状から大方の病態を予測して所見を取ります。

そのため、この方法だと先入観にひかれてしまい、偏った所見を無意識的に取ってしまうため、正しい病態解釈はできません。

また、このような方法で所見をとった場合、その先生の知識範囲内の病態しか導き出すことはできません。つまり、多角的・総合的な判断ができないため、他の大事な病態を見逃してしまう可能性も高いということになります。

 

当院では、まず初めに患者さんの訴える部位と負傷原因から、想定される病態をできるだけ多く考えます。私の場合は、部位によりますが少なくとも10,多いときは20以上の病態を考えます。

そして、そこから重症度の高い病態から除外していきます。除外方法は問診や各種の検査です。合わない所見は記録し、最後に再度検討します。

様々な所見をとりながら病態の鑑別を行っていき、最後に残ったのがその病態ということになるのですが、最後に、さらにその病態を確定させるための所見をとります。

こうして病態を把握していけば、見落としや間違いは少なくなります。また、偏った病態把握も少なくなります。

 

これが、私が患者さんの病態を把握する上で最も大切にしている部分です。

整形外科や整骨院などどこに行ってもなかなか症状がよくならない、痛みの原因がわからないなどのお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。

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”ヘルニア”と症状の関係

2023.12.16 | Category: MRI,しびれ,ヘルニア,ヘルニア,原因不明,坐骨神経痛,放散痛,画像検査,痛み,痛みの原因,痺れ,神経痛,腰痛,腰痛原因,腰痛症状,間違った常識

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”ヘルニア”や脊柱管狭窄症のほとんどは、手術せずによくなります。

そもそも、画像を撮ってヘルニアがあるからとか、脊柱管が狭窄しているからとかって単なる状態に過ぎないんですよね。

状態と病態は異なります。画像所見と臨床所見は合わないことは多々あります。当然です。

 

つまり、ヘルニアや脊柱管狭窄症は正常でもみられる身体の状態です。もちろん、それ自体が悪さをしていることもありますが、ただ、その可能性は決して高くありません。

そして実際には、全く違うところに全く違う病態が存在しているのです。

だからちゃんと所見をとって、病態を見極めることが非常に重要となります。

 

この前も、病院でMRIを撮ってL5ヘルニアと診断された患者さんが来院されました。でも、臨床所見としてL5ヘルニアの所見はあまりみられなかったんです。

下肢の反射は正常。下肢筋力正常。知覚異常なし。腰部、右臀部、右ハムにかけての痛み。ね、合わないですよね?

なので私は詳細に所見をとったわけです。

すると、どうも右仙腸関節、右梨状筋に異常がありました。そこでこれらの組織に施術をしたところ数回の施術で症状はほぼ消失。

その後、少し時間はかかりましたが、最終的には症状は全て消失しました。

 

病態把握、やはり非常に重要です。

当院ではこの病態把握を重要視しています。これまでどこに行っても原因がわからないとか、なかなか症状が良くならないとお悩みでしたら、まずはお気軽に当院までご相談ください。

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”腱鞘炎”は2つの特殊なストレッチでよくなる

2023.12.13 | Category: ストレッチ,マッサージダメ,痛み,痛みの原因,腱鞘炎,間違った常識

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”腱鞘炎”の原因は、ほとんどの場合が手の使いすぎと言われていますが、実は単に手を使いすぎても腱鞘炎になるとは言い切れません。

では、なぜ”腱鞘炎”になるのか?その原因は、手や指の使い方です。使い方といっても、何が悪いのか?これについいて解説させていただきます。

 

まず、指にはそれぞれ役割があり、それぞれの指の使い方にはルールがあります。

例えば、小指と薬指と中指の3本は力を使うときに使用します。そしてこの3本の指を使うときは、手のひらが横、もしくは上を向いているときに使わなければなりません。

そして、このルールを破ると傷めてしまう可能性があります。

 

つまり、重いものを持つときに手のひらが下(地面)に向いた状態で使うと傷めます。また、重いものを持つときに親指や人差し指を使い、他の3本の指を使わなければ、これもまた傷めてしまいます。

このように手・指にはその使い方にルールがありますので、このルールに反すると痛める可能性があるということです。

 

さて、ではこの”腱鞘炎”はやはり長くかかることが多い病態の一つです。もし、なかなかよくならないとお悩みの場合は、お気軽に当院までご相談ください。

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”シンスプリント”はストレッチじゃよくならない!

2023.12.03 | Category: エコー,シンスプリント,ストレッチ,テーピング,プロテイン,マッサージダメ,マラソン,栄養,湿布,画像検査,疲労,疲労骨折,痛み,痛みの原因,神経痛,筋肉,組織修復,蛋白質,超音波画像検査,鑑別,間違った常識

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”シンスプリント”は、ランニングなどですねの内側(下腿部)が痛くなる症状が主体で、主な原因は、疲労やストレッチ不足、フォームの乱れなどが関連していると言われています。

その病態は骨膜炎、疲労骨折、筋膜、ふくらはぎの筋肉の問題など様々で、的確な病態把握が必要となります。

 

しかし、一般的にすねの内側が痛いと言うと、すぐに「それは”シンスプリント”だね!」と決めつけ、原因や痛みの詳細な部位を確認せずに施術している整骨院も少なくありません。

また、患者さん本人も「あ、これは”シンスプリント”だな」と思い込み、ほっとけば治ると思い、湿布だけ貼って放置されていることがあります。

もしくは、ネットで検索してご自身でストレッチやテーピングをされている場合もあります。

 

ただし、先に言ったように”シンスプリント”の病態は様々であり、的確な病態把握を行わなければ症状はよくなりません。

正直、どんな病態であってもストレッチだけではよくなりませんし、マッサージやテーピングでも回復は難しいと思われます。

 

というのも、当院にはこれまで多くの”シンスプリント”の患者さんが来院されましたが、疲労骨折は2件、骨膜炎やふくらはぎの筋肉の問題も数件程度でした。つまり、シンスプリントで一般的に言われている病態というのは非常に少ないのです!

そもそも疲労骨折や骨膜炎、筋膜などが原因となり発生しているのであれば、そこに施術すれば良くなるはずです。でも、おそらくほとんどの患者さんは、なかなかよくならないと悩んでいるのではないでしょうか?

もちろん、当院であれば1回でよくなるということはありませんが、まずはその痛みの原因はなんなのかということをエコー(超音波画像検査)も駆使して徹底的に突き止め、的確な施術を行なっています。

 

では、何が原因ですねの内側がそれほどの痛みを発しているのか?ということですが、実は、”シンスプリント”の原因はすねの内側を走行している神経や、ふくらはぎの筋肉ではなく膝の筋肉が関連しています。

また、その病態を引き起こす「動き」も原因の一つとなります。例えば、胸椎や腰椎、股関節、膝関節、足関節など”シンスプリント”を引き起こす原因もまた様々です。

さらに、成長期の子供であればたんぱく質や鉄不足などの栄養状態も痛みを引き起こす原因となることがあります。

 

このように、”シンスプリント”と一言に言ってもその原因は様々です。

だからストレッチやテーピング、あとインソールなんかでも一時的には症状は緩和するかもしれませんが、またすぐに症状が出てきたり、いつまで経ってもなかなか症状が回復しないのです。

 

もし、”シンスプリント”でお悩みでしたら、いつでもご相談くださいね。

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”膝の軟骨”はすり減ると痛い?エコーで何がわかる?

2023.11.27 | Category: エコー,レントゲン,原因不明,患者さんとの会話,整形外科,画像検査,痛み,痛みの原因,筋肉,膝の痛み,膝痛い,超音波画像検査,軟骨,間違った常識

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「”膝の軟骨”がすり減ってるから膝が痛い‥」という患者さんがよくおられます。

レントゲンで関節の間が狭くなっていると、骨がすり減っている状態でみるからにそこが痛そうに思うかもしれません。

でも、軟骨には神経がないので軟骨がすり減ったとしても痛みは出ません。

さらにいうと、レントゲンで関節の間が狭くなって軟骨がなくなった人でも、痛みが出ていない人はたくさんいます。

じゃ、何が痛みの原因なのか?ということなんですが、その原因は様々です。

神経や筋肉、滑膜、脂肪組織といった組織が痛みの原因となっていることがあるのですが、レントゲンは骨しか写すことができないので、レントゲンだけでは痛みの原因を見つけることができないのです。

 

そんな時はエコー(超音波画像検査)が有用です。

先ほどの組織を観察できるだけでなく、動的撮影と言って患部を動かしながら撮影することができるので、実際に痛みが出る動きをしながら撮影することで痛みの原因を特定することができます。

もちろん、必ずすべての原因を特定できるわけではありませんが、それでもエコーから得られる情報は非常に多いため、原因をある程度特定することが可能です。

 

ちなみにエコーでは骨、軟骨、筋肉、腱、靭帯、神経、血管、膜組織、脂肪組織などを観察することができます。

そのため、先ほどの膝の痛みについても、レントゲンでは軟骨がすり減っていることくらいしかわかりませんが、エコーにて脂肪の動態や神経の滑走、筋肉の状態などを確認することで、痛みの原因を明確にできる可能性があります。

こうして痛みの原因がはっきりとわかれば、施術も自ずとやるべきことが明らかになります。

 

当然、当院ではエコーだけの所見に頼るわけではなく、基本的には臨床症状や徒手検査などで徹底的に病態を突き止めています。

しかし、中にはそれだけでは病態が不明瞭なこともあるため、そのような場合にはエコー検査を行なっております。

また、臨床症状や徒手検査だけではわからない、もしくはより詳細な病態を確認するという意味でエコー検査を行うこともあります。

 

どこに行っても原因がわからない、なかなか症状が改善しないとお悩みの方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。

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当院へのアクセス情報

所在地〒700-0953 岡山県岡山市南区西市476 セビアン西市駅前1F
予約初診時のみ予約優先
電話番号086-250-3711
駐車場10台
休診日日祝祭日