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”足首の捻挫”は最初の処置と固定が大事

2023.11.23 | Category: アイシング,エコー,ソフトキャスト,ビタミンC,ビタミンC,ビタミンC,プロテイン,レントゲン,捻挫,整形外科,栄養,画像検査,痛み,組織修復,蛋白質,超音波画像検査,足首捻挫,骨折

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歩いても痛む”足首の捻挫”の多くは、靭帯損傷を伴っていることが多く、中には裂離骨折を起こしていることもあります。

しかし、レントゲンでは小さな骨折や靭帯損傷は判断できないので、病院や整形外科などでは病態の詳細を把握することは難しいかもしれません。

特に小学生の”足首の捻挫”は裂離骨折の発生が多いので、当院ではエコー(超音波画像検査)にて裂離骨折の有無や靭帯組織の損傷程度などを判断しています。

そして、”足首の捻挫”で非常に大切なのが急性期の処置と固定です。

当院では急性期の処置としてアイシングを行います。近年は賛否のあるアイシングですが、正しい知識のもと適切なアイシングを行うことで、腫脹の軽減、痛みの抑制、組織修復促進などを図ることができます。

アイシングに加え、生化学的な処置として微弱電流を用いて患部の化学反応を促進したり、関節のアライメントを確認し、足関節が正しく正しく機能するように調整します。

 

さらに、足関節の固定は足関節捻挫の回復を考えるうえで非常に重要なポイントとなります。

当院では、組織損傷の程度にもよりますが、靭帯の2度損傷(部分断裂レベル)程度であればキャスト固定(ギプス固定)を7〜10日間行います。

なお、当院のキャストは非常に珍しい素材を使っていますので、特徴を列挙しておきます。

・お風呂につけることができる
・ギプスなのに柔らかい
・白色以外になんと青色のギプスもある
・柔らかいので歩きやすい
・雨の日でも安心して外に出ることができる
・ハサミでカットすることができる
・靴にもよるが、紐履であればだいたい履ける

このような素材を当院では使用しているのですが、この素材は当院が独自のルートで入手しているもので、日本国内では全く流通していません。つまり、このギプスを扱っているのは国内では当院だけということになります。

 

また、当院では日常生活指導や栄養指導も積極的に行っています。

もちろん、当院に通っていただくことで”足首の捻挫”の回復は早くなる可能性はありますが、さらに日常生活の中でできること、そして栄養管理もしていただくことでより捻挫の回復を早めることができるからです。

例えば、たんぱく質、ビタミンC、鉄、亜鉛は靭帯の成分であるコラーゲンを修復する際に非常に重要です。

ただ、何をどれくらいの量を、どのようなタイミングで摂取すればいいかなど、栄養素としてサプリメントを摂取する場合は、ネット情報は誤った情報が多く、その中に埋もれている正しい情報を読み取ることはなかなか一般の方には判断が難しいです。

さらには、市販されているサプリメントの多くは含有量が少なかったり、摂取目安があまりにも少なかったり、吸収率の悪いものもあります。中には不要な添加物が大量に入っているものもあります。

 

足首を捻挫した際には、お早めにご連絡・ご相談ください。

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小学生の”突き指”は骨折をしていることもあります

2023.11.19 | Category: エコー,レントゲン,整形外科,画像検査,痛み,痛みの原因,突き指,超音波画像検査,鑑別,骨折

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先日、14歳の男の子が”突き指”のような症状で来院しました。

話しを聞くと、走っていた際に転倒して、右手をついたときに右母指の第2関節を負傷したとのこと。

右母指は全体的に腫れていて熱感もある。第2関節や第1関節には皮下出血斑が出ていました。

第1関節には動かしたときの痛みはなかったけど、第2関節は屈伸させると強い痛みがみられました。さらに、第2関節の小指側を押すと著明な圧痛がみられました。

患部をエコーで確認し、基節骨という骨の基部尺側(小指側)に折れているようなもの(骨片)を確認しました。そのため、骨折と判断して整復を試みましたが、整復後にエコーで確認しても明らかな変化はありませんでした。

すぐに整形外科を受診できるとのことだったので、患部は固定せず専門の医師にかかってもらいました。

 

同日にレントゲンを持って再来。骨折部は1.9mmの転位があり、手術も検討するようにと説明されたとのこと。

レントゲンにて骨折部の全体像を把握することができたので、なぜさっき整復できなかったのか?という原因がわかったため、再整復を試みました。

すると、今度は整復と同時に「クキッ」という整復音がしたため、これできれいに整復できたと確信し、すぐにエコーで確認すると、1.9mmもあった転位が0.9mmになっていました。

1mm以下に整復することができたこともあり、そのままアクアプラストという特殊な材料で患部を固定しました。

 

今回は中学生でしたが、小学生の突き指は8割が骨折を伴っているとも言われています。しかし、子供の骨折はレントゲンだけではなかなか見つけることが困難であり、近年ではエコーの有用性が指摘されています。

ただ、今回の患者さんはエコーとレントゲンの両方が有用であった貴重な症例でした。骨折の全体像がわかることで、受傷機転の詳細もわかり、整復方法もすぐに再考することができました。

骨折を見つけることはとても大事ですが、その後の整復や処置も重要です。

 

とはいえ、いまだ”突き指”は軽視されがちな外傷の一つです。突き指は、骨折を伴っている可能性もあるということをぜひこの機会に覚えておいて下さい。

そんなに痛みが強くなくても骨折をしていることもあります。突き指をしたら、できるだけ早めに当院までご連絡ください。

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それ、”坐骨神経痛”じゃない?

2023.11.11 | Category: エコー,ヘルニア,坐骨神経痛,放散痛,整形外科,画像検査,病態把握,痛み,痛みの原因,神経痛,超音波画像検査,間違った常識

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いわゆる”坐骨神経痛”とは、坐骨神経に沿って足に痛みやしびれなどの症状が出るもので、一般的に太ももの裏やふくらはぎに症状が出ます。

つまり、坐骨神経痛とは病名ではなく、”坐骨神経に沿って痛い”という症状を表している名称ということです。例えば、頭が痛いことを頭痛と言いますが、坐骨神経痛も同じことということになります。

そう考えると、坐骨神経痛は症状ということですから坐骨神経痛の原因をちゃんと見つけなければなりません。

坐骨神経に沿った痛み症状の原因には、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間関節炎、腰椎椎間板炎、梨状筋症候群など様々です。

まずは、自己診断せず、専門の医療機関である整形外科や脳神経外科、もしくは整骨院にて専門的な検査等を受けていただくことをお勧めします。

なぜなら、自己診断で誤った判断でストレッチや筋力トレーニング、エクササイズ、マッサージなどを行うと、病態や症状を憎悪させてしまう可能性があります。また、症状の改善が悪くなってしまう場合もあります。

坐骨神経痛を生じる病態は様々です。そしてのその判断には専門的な知識が必要です。

岡山市のじゅん整骨院にも、坐骨神経痛を訴える患者さんが多く来院されています。

当院では問診から触診、徒手検査、そして必要に応じてエコーにて画像検査も行なっており、必要に応じて整形外科や脳神経外科への紹介も行なっております。

坐骨神経に沿った痛みや痺れなどの症状でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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”肩の痛み”が原因で起こる腕の痛み

2023.11.09 | Category: MRI,レントゲン,放散痛,整形外科,画像検査,病態把握,痛み,痛みの原因,肩の痛み,腕の痛み,鑑別

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”肩の痛み”を訴えて来院された40代の患者さん。

右肩の痛みにともない右腕の外側(前腕外側)にも疼くような痛みがあって、夜も眠れないことがあるとのこと。普段も右腕を上げると痛みが出ていて、寝るときは右腕を下にして寝ることができず困っていたそうです。

来院時、私は問診から触診、徒手検査などを何種類も行い病態を特定していきました。

最近は、最初にこのような問診や検査をはぶくため、的確な病態把握を怠っている院も少なくありません。しかし、岡山市のじゅん整骨院では、症状の回復にはこの病態把握が非常に重要であると考えています。

なぜなら、病態がわからなければ、どのような施術を行わないといけないのか?そして具体的にどう回復しているのかを適切に評価できないからです。

もちろん、回復には個人差があるため、なかなか良くならないケースもありますが、それもこれも的確な病態がわかっていればある程度予測できます。

ちなみにですが、この患者さんの右肩と右腕の痛みの原因は、いわゆる五十肩でした。

一般的に五十肩とか四十肩という病名は江戸時代から使われていて、今では肩関節周囲炎という病名が用いられています。

しかし、この肩関節周囲炎というのも総称であり、その中には棘上筋炎、インピンジメント症候群、肩峰下滑液包炎など様々な病態が含まれています。

 

また、この患者さんの場合は右腕の外側に痛みが放散していたわけですが、この放散痛の原因も検査によってあらわになりました。

右腕の外側自体に押した時の痛みや筋肉の異常な緊張はなく、ストレッチや筋肉を収縮させるような動きをしてもらっても全く痛みは再現されませんでした。つまり、右腕自体に問題はなかったのです。

そこで、右腕にいっている神経(外側前腕皮神経)が原因ではないかと仮説を立てました。

外側前腕皮神経の元は筋皮神経です。筋皮神経は烏口腕筋を貫いて末梢に至ります。つまり、筋皮神経が烏口腕筋を貫通する部分において締め付けられたり、滑走障害が起こると前腕外側に症状が出ます。

これを踏まえ、右肩を患者さんご自身で挙上してもらったり、腕を後ろへ引っ張るように肩の関節を伸展させたり、さらに内旋という動きを組み合わせたりして、烏口腕筋を意図的に緊張せてみました。

すると、右腕の外側に痛みが再現されました。

つまり、この患者さんが訴えられていた右腕外側の痛みの原因は、烏口腕筋という筋肉が問題となり、筋皮神経を刺激して発生したものだったんです。

このような痛みは、整形外科や病院で行うレントゲンには写りません。MRIでも病態を特定することはできません。重要なのは問診、触診、徒手検査です。これは当院が得意としている部分でもあります。

 

こうして当院では、患者さんの一つ一つの症状において、その原因を突き止めてから施術を行なっています。

少し面倒に感じるかもしれませんが、病態把握を怠ると症状は良くならないので、当院としては最も力を入れている部分であり、かつ非常に重要なプロセスと考えておりますので多少時間はかかりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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”股関節”の前側の痛み

2023.11.07 | Category: エコー,仙腸関節,画像検査,病態把握,痛み,痛みの原因,股関節,解剖,超音波画像検査,鑑別

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”股関節”の前側が痛い。

このような症状を訴えてくる患者さんは少なくありません。もちろん、”股関節”の前側が痛いという情報だけでは、推測される病態は10も20もありますが…。この”股関節”の前面に痛みがある場合の原因となる組織についてお話ししたいと思います。

一般的に着目されがちなのが腸腰筋です。でも、その腸腰筋が”股関節”の痛みの原因ということを証明することは難しく、正しい所見を取ることのできる院は少ないと思います。

また、腸腰筋は腸骨筋と大腰筋、そして小腰筋に分けられますが、これらの筋肉を個別に評価できる先生はほとんどいません。特に腸骨筋と大腰筋は解剖学的にはとても興味深い構造、関係性をしています。

ちなみに腸骨筋は、腸骨の内面から付着し股関節の前面を走行しているため、”股関節”の屈曲に関与していますが、実は腸骨筋の起始部は仙腸関節の前面にも付着しています。

つまり、仙腸関節由来の痛みにも関係しているということです。そのため、仙腸関節の動きにも少なからず影響を及ぼしているため、腸骨筋は”股関節”の痛みだけでなく腰の痛みにも関係していることがあります。

また、大腰筋の起始は腰椎ですが、大腰筋も股関節の前面を走行しているので”股関節”の屈曲に関与しています。そして、腰にも付着しているので、腰の動きにも直接的に関与しています。

”股関節”の前側に痛みは、ここで記載した腸腰筋以外にも様々な原因があります。まずは、痛みの原因を明確にする必要があります。原因が明確にならなければ、どの組織にどのような施術を行わなければならないかがわからないからです。

岡山市のじゅん整骨院では痛みの原因を明らかにするため、問診や触診、徒手検査を始め、必要に応じてエコー(超音波画像検査)などによって細かな病態把握に努めています。

”股関節”の痛みでお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。

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踵の痛み

2023.11.05 | Category: エコー,ストレッチ,柔軟性,栄養,画像検査,病態把握,痛み,痛みの原因,超音波画像検査,鑑別,間違った常識

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”踵の痛み”を訴えて来院された30代女性。

他院で足底筋膜炎(足底腱膜炎)と言われ施術を受けていたけど、なかなか改善しないため当院を受療されました。

触診にて圧痛部位を確認すると、足底筋膜炎で一般的に圧痛が認められる踵骨突起ではなく、その少し遠位部でやや内側よりに圧痛が認められました。

そこは、母趾外転筋という筋肉があるところ。つまり、この患者さんの”踵の痛み”の原因は足底筋膜ではなく、母趾外転筋が原因で発生したJogger’s. footだったんです。

そりゃ足底筋膜炎として施術してたら改善しません。病態把握、やっぱり大事です。

 

また、子供の成長期においても”かかとの痛み”や足底筋膜炎のような症状が発生することがあります。

そもそも足底筋膜炎は、足の裏にある足底筋膜が炎症を起こす状態で、起床時一歩目の痛みや歩行時の強い痛みを伴います。

足底筋膜炎の原因は様々ですが、足底筋膜に対する過度なストレスや成長に伴う身体変化、及び栄養不足などが考えられます。

ただ、子供の場合は年齢にもよりますが、足底筋膜炎ではなく踵骨骨端線離開も多く発生するため、詳細な鑑別が必要になります。

当院では、臨床所見とともにエコー(超音波画像検査)にて患部の詳細な病態把握に努めており、足底筋膜炎や踵骨骨端線離開、Jogger’s. footなど踵の痛みの原因を突き止めています。

 

なお、一般的に”踵の痛み”に対してテーピングやインソール、ストレッチが有効とされていますが、ほとんどの症例でこれらの方法では症状は改善しません。

なぜなら、例えばテーピングやインソールは痛みの軽減には有効かもしれませんが、痛みの原因に対してはアプローチできないからです。

またストレッチについては、足底筋膜の柔軟性が欠如していれば有効かもしれませんが、柔軟性の低下自体が足底筋膜炎の発生原因ではなく、また痛みの直接的な原因ではないのでこれもまた有効とは言えません。

まずは”踵の痛み”の原因を明確にして、適切な施術方法を考える必要がります。当院の場合、様々な”踵の痛み”に対するアプローチを選択することができます。

患部の血流量の改善やマクロファージの活性化、組織の粘弾性向上を目的とした超音波、痛みの抑制と組織修復促進を目的としたハイボルテージ(高電圧治療器)と微弱電流(エレサス)、あの大谷翔平選手や片山晋呉選手も使用している拡散型圧力波(ショックマスター)などの物療機器をはじめ、徒手では神経系モビライゼーション、筋間リリース、結合組織や関節に対するアプローチなど、様々な施術の中から患者さんの病態に合わせて選択し施術しています。

 

このように岡山市のじゅん整骨院では、問診をはじめ、理学所見、画像所見などから細かく病態を把握し施術しております。さらに、必要に応じて栄養状態も確認させていただき、適切な栄養指導もさせていただいております。

足の”踵の痛み”でお困りの方は、まずはお気軽に当院までご連絡ください。

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”手首の骨折”

2023.11.03 | Category: エコー,ビタミンC,ビタミンC,ビタミンC,プロテイン,手首,整形外科,栄養,画像検査,痛み,蛋白質,超音波画像検査,骨折,骨折・脱臼

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”手首の骨折”は、こけて手をついたときに橈骨という骨がよく骨折します。

これは、橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)と言われ、特に閉経後の中年以降の女性では、骨粗鬆症が生じていることが多く、その場合は簡単に折れてしまいます。

若年者でも高い所から転落して手をついたときや、交通事故などで強い外力が手首に加わると”手首の骨折”が起こります。また、子供の橈骨遠位部には成長軟骨があり、そこで骨折することが多いです。

 

橈骨遠位端骨折は、痛みや腫れを伴い、手首の少し手前の部分が骨折のため変形することもあります。腫れないことも想定されますが、基本的には手首の少し手前が健側と比べて腫れてきます。

当院では、整形外科などの病院でも使用されているエコー(超音波画像検査)にて患部を観察し、骨折の有無や他の組織の損傷を見極めています。

そして、骨折した橈骨をまっすぐ整復後に再度エコーにて確認し、その後固定します。固定期間は2〜3週ですが、骨折や損傷形態によって前後します。

固定中はLIPUS(低出力超音波療法:骨折治療機器)を患部にあて、骨癒合を促進するとともに手指やその他の関節を積極的に動かし、患部の拘縮予防や患部への血流促進などを図ります。

固定除去後は、手首のリハビリテーションが重要で、より積極的な可動域訓練やストレッチなどを行います。

 

骨折からの回復には、こうしたリハビリテーションだけでなく、食事管理も非常に重要です。

具体的には蛋白質、ビタミンC、鉄、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDなどです。まずは食事でこうした栄養を中心に摂取していただき、足りない部分はサプリメントなどで栄養素を摂取していただくと良いと思います。

 

このように、当院では、骨折の判断から整復、そして施術(リハビリテーション)や栄養指導まで行っておりますので、こけて手をついて手首が痛くなった際には骨折している可能性もあるため、お早めに当院までご連絡ださい。

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”寝違え”がなかなか治らない

2023.11.01 | Category: エコー,寝違え原因,整形外科,湿布,画像検査,痛み,筋肉,間違った常識,首寝違え

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”寝違え”によって起こる首の痛みは、ときに背中の筋肉や神経に影響を与えることがあり、激しい痛みや首が動けなくなることがあります。激痛で動けないぐらいほどの痛みが首にある場合は、日常生活においても非常に不自由であり、不安になります。

そもそも”寝違え”の発生原因は、寝姿勢や寝具の問題、疲労、脱水など様々です。また様々な原因が積み重なり発生することもあります。

そして、”寝違え”の病態も様々です。一般的には首の筋肉が筋違えたという表現をされることもあり、筋肉が痛まっているものという認識が強いかもしれませんが、寝違えは筋肉だけでなく関節や神経、膜組織など様々な組織が原因となります。

したがって、施術においては寝違えの病態を明確にして、負傷している組織にフォーカスしたアプローチを行う必要があります。だから、単に「寝違えだね」と安易に考え、マッサージだけを行うようなことはしません。

また、”寝違え”によるの首の痛みを和らげるために湿布を試す方もおられますが、湿布は痛みをある程度は軽減してくれますが、実は組織の修復を遅らせてしまう可能性があります。

さらに、ストレッチも効果的な方法の一つとして一般的にされることがありますが、痛めたばかりの首にストレッチを行うと痛みが増強する場合もありますので、寝違えた当日は控えてください。

岡山市にありますじゅん整骨院では、”寝違え”の病態を細かく把握し、早期改善のため様々な手法を用いて施術しております。ときには整形外科でも使用される機会が増えてきたエコー(超音波画像検査)などを用いて、関節や筋肉などの状態を細かく観察しています。

なお、”寝違え”の施術においては、正しい知識のもと正しい処置と施術が非常に重要となりますので、2、3日しても改善しないような寝違えをされた場合は、お早めにご連絡ください。

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”突き指”の正しい処置と注意点

2023.10.30 | Category: アイシング,エコー,テーピング,捻挫,整形外科,最先端,画像検査,痛み,突き指,超音波画像検査,間違った常識

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”突き指”は、スポーツや日常​​生活で頻繁に発生する怪我の一つです。 特に子供やスポーツ選手によく見られます。 この記事では、”突き指”の施術法や対処法について説明し、早期回復をサポートする方法を紹介します。

”突き指”とは

”突き指”は、指の付け根や関節に外力がかかり、骨や靭帯などの組織に損傷を与える怪我です。

症状には内出血、腫脹(腫れ)、痛みなどがみられ、指を曲げたり、使ったりする際に痛みが生じます。ときに曲げても痛くな場合もありますが、早期に適切な処置をしておくことが重要です。

”突き指”の治し方と応急処置

”突き指”を早く改善するためには、負傷直後のアイシングが非常に重要です。 ナイロン袋に氷と水を入れ、患部に約20分間直接当てます。アイシングを行うことにより、内出血や腫れを軽減させます。

また、指を固定するためにテーピングを使用することも一般的ですが、テーピングはあくまで応急手当てであり、テーピングだけでは的確な固定ができません。

岡山市のじゅん整骨院では、”突き指”の施術を得意としていますが、当院では以下のような特殊な固定を行っています。

> https://jun-seikotsuin.com/cast

マレットフィンガーと骨折の注意

突き指 岡山市 南区 じゅん整骨院”突き指”と似た症状に、骨折や腱の断裂を伴ったマレットフィンガーにも注意が必要です。

また、子供の突き指の多くは骨折を伴っていることがある一方で、指の骨折は、急性期ではなかなかレントゲンには写らず、見逃されることも少なくありません。

当院では、骨折や腱の断裂を見逃さないためにもエコー(超音波画像検査)にて患部の詳細な病態把握に努めています。つまり、臨床所見とともに画像を参考にすることで、骨折の見逃しを最小限にとどめることができます。

スポーツ選手への注意

特にバスケットボールやバレーボールをはじめ、野球ではキャッチャー、サッカーではキーパーなど、ボールを受け止めることの多いスポーツ選手は”突き指”のリスクが高い傾向にあります。

しかし、”突き指”を完全に予防することは難しいため、突き指をしたときにすぐにかかれる”かかりつけ整骨院”を見つけておくことがスポーツ選手にとっては非常に大切となります。

まとめ

”突き指”は、子供から大人まで誰にでも起こる怪我です。整形外科ではあまり積極的には行われていませんが、適切な処置と応急処置を行うことで、日常生活やスポーツ活動への早期回復・復帰を期待できます。

昨今、岡山県内では多くの整骨院がありますが、このような適切な突き指の処置や施術ができる整骨院は数少ないのが現状です。

”突き指”をされた際には、まずはお気軽に岡山市にあるじゅん整骨院までご連絡ください。

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”原因不明”の足の痛み

2023.10.28 | Category: 原因不明,感染,捻挫,痛み,突き指

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ある日、朝起きたら右足の小趾がすごく痛くなっていた( 原因不明 )。その後、昼過ぎに患部を診たときには、右足外側を中心にむくみと発赤が出現していた。

そういって先日50代の男性が当院に来院されました。

足の小趾は、よくタンスの角や椅子の脚にぶつけることが多いですから、他の趾に比べて突き指の頻度は高いです。

でも、この患者さんの場合は、そういう痛めた原因が全くないということだったんです。

そこでよく患部を観察させていただくと、患者さんが訴えるように足の小趾の付け根の関節(MP関節)に発赤とむくみと痛みがありました。

通常、突き指であれば腫れ(腫脹)が生じます。しかし、腫れは全くなくむくみだけがありました。さらに、小趾の関節を動かした時の痛みはあまり認められませんでした。

このような症例は時々遭遇します。

このような”原因不明”な場合に注意すべきは「感染」です。患部の周辺でダニやアリなどに噛まれた痕がないかを細かく観察して、さらに直近の旅行歴や既往歴、基礎疾患も確認しました。

ちなみにこの患者さんの場合は、旅行歴や既往歴、基礎疾患などで疑われるようなことは何もありませんでしたが、小趾の先にアリのようなものに噛まれた痕が見つかりました。

これらの所見から感染症の可能性がると考え、すぐに専門医紹介としました。

 

この患者さんを対応させていただく際に私が注意したポイントは、次の通りです。

・全く”原因不明”であること
・原因不明の痛みにもか変わらず痛みが明らかに強いこと
・ぶつけてもないし、突き指をしたわけでもないのに発赤があったこと
・患部に熱感があったこと
・腫れではなく、むくみが生じていたこと
・直近の旅行歴や基礎疾患などはないという点
・アリなど、なにか昆虫のような虫に噛まれた痕があっこと

 

このような症状の場合、何科に行けばいいかわからないですよね。しかも”原因不明”。でも、突き指のような症状なので当院を受療されたのだと思います。

当院は、骨・関節・筋肉の専門家ですが、様々な症状の患者さんが来院されます。そのため、日頃から幅広い症状に対応することができるように常に学び続けています。

突き指や捻挫、骨折、脱臼、肉離れを始め、日常生活でよく生じる寝違えやぎっくり腰、肩関節の痛み以外でも、なにかお困りの症状がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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当院へのアクセス情報

所在地〒700-0953 岡山県岡山市南区西市476 セビアン西市駅前1F
予約初診時のみ予約優先
電話番号086-250-3711
駐車場10台
休診日日祝祭日