Blog記事一覧 > 膝の痛み | 岡山市・備前西市駅・南区西市 じゅん整骨院の記事一覧
「”膝の軟骨”がすり減ってるから膝が痛い‥」という患者さんがよくおられます。
レントゲンで関節の間が狭くなっていると、骨がすり減っている状態でみるからにそこが痛そうに思うかもしれません。
でも、軟骨には神経がないので軟骨がすり減ったとしても痛みは出ません。
さらにいうと、レントゲンで関節の間が狭くなって軟骨がなくなった人でも、痛みが出ていない人はたくさんいます。
じゃ、何が痛みの原因なのか?ということなんですが、その原因は様々です。
神経や筋肉、滑膜、脂肪組織といった組織が痛みの原因となっていることがあるのですが、レントゲンは骨しか写すことができないので、レントゲンだけでは痛みの原因を見つけることができないのです。
そんな時はエコー(超音波画像検査)が有用です。
先ほどの組織を観察できるだけでなく、動的撮影と言って患部を動かしながら撮影することができるので、実際に痛みが出る動きをしながら撮影することで痛みの原因を特定することができます。
もちろん、必ずすべての原因を特定できるわけではありませんが、それでもエコーから得られる情報は非常に多いため、原因をある程度特定することが可能です。
ちなみにエコーでは骨、軟骨、筋肉、腱、靭帯、神経、血管、膜組織、脂肪組織などを観察することができます。
そのため、先ほどの膝の痛みについても、レントゲンでは軟骨がすり減っていることくらいしかわかりませんが、エコーにて脂肪の動態や神経の滑走、筋肉の状態などを確認することで、痛みの原因を明確にできる可能性があります。
こうして痛みの原因がはっきりとわかれば、施術も自ずとやるべきことが明らかになります。
当然、当院ではエコーだけの所見に頼るわけではなく、基本的には臨床症状や徒手検査などで徹底的に病態を突き止めています。
しかし、中にはそれだけでは病態が不明瞭なこともあるため、そのような場合にはエコー検査を行なっております。
また、臨床症状や徒手検査だけではわからない、もしくはより詳細な病態を確認するという意味でエコー検査を行うこともあります。
どこに行っても原因がわからない、なかなか症状が改善しないとお悩みの方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
”中学生の膝の痛み”といえばオスグッド・シュラッター病です。
オスグッド・シュラッター病とは、成長期にお皿の下にある骨(脛骨粗面)が飛び出た部分で痛みが生じるもので、成長軟骨部分の炎症が主な病態とされています。
しかし、この部分の痛みは全てオスグッド・シュラッター病ではありません。
先日、陸上部(高跳び選手)の女の子が来院されました。
話を聞くと2週間前に高跳びの練習をしていて、踏み込んだ際に左膝前面に痛みが発生。整形外科にかかると、レントゲンを取った後、エコーにて患部を観察して軽度のオスグッド・シュラッター病との診断されたそうです。
部活の先生に伝えたところ、部活の顧問がたまたま当院に以前来院したことがあったため当院を紹介してくれたとのこと。
お母さん、お姉ちゃん、妹で来院。患者はお姉ちゃん。
痛みのある部位を口頭で聞くと、自分の左膝を指差し、オスグッド・シュラッター病で痛みが出る辺り(脛骨粗面)が痛いとのこと。
膝関節の運動痛はなく、脛骨粗面の膨隆、腫脹、熱感、圧痛はない。膝蓋腱にも圧痛はなし。この時点でちょっと「?」と思ったので、患者さんに痛みを再現してもらうように言うと…
ふと立ち上がり、片足立ちをして「先生、こうすると痛いです」と。さらにケンケンをして「ケンケンするともっと痛いです」と教えてくれました。
さらに、もう一度詳しく痛みが出ている部分を確認したのですが、やはり痛みが出ている部分に変わりはありませんでした。
そこで、当院でもエコー検査と同時に、私が押したら痛い部分(圧痛)があるかどうかなどを詳細に確認していったところ、患者さんが訴えた部分に圧痛はなく、その2cmくらい下に強い圧痛があったんです。
「なるほど!」私はわかったんです。追加で痛みが増強する違う動きや検査で痛みを確認させていただくと、痛みを再現することができましたので病態を的確に判断することができました。
患者さんには、「オスグッド・シュラッター病もあるかもしれないけど違う病態もあって、そっちの病態の方がいまの痛みには強く関与しています」と説明しました。
そして施術を行うと、ものの数分で片足立だけでなくケンケンでの痛みも消失しました。
病態把握は重要です。病態把握を見誤ると結果はでません。今回は、まさにそんな症例でした。
ちなみに、中学生や高校生でスポーツをしているとどうしても蛋白質や鉄が不足しがちです。不足すると怪我からの回復も遅くなりますし、他の様々な症状が出る可能性があります。
当院では、そのような理由から栄養指導もさせていただいております。
膝の痛み、放置されてないでしょうか?いつかよくなる…。そのうち痛みが少なくなる…。そう思って様子を見ていても一向に良くならない。そしてマッサージやストレッチ、湿布をしてもよくならない。
そんな方はたくさんおられますが、私はよくこう言います。
「3日たって良くならなければ、それは自己回復能力を超えた組織損傷があるのですぐに施術を受けて下さい」と。
痛み初めて3日以上たっても、まだ痛みが続いているのであればお早めにご連絡ださいね。
膝に痛みが出るとよく「”膝の軟骨”がすり減って痛いんだよ」と言われます。
確かに膝には軟骨があり、整形外科や病院でレントゲンを撮ると軟骨がすり減っていることがあり、痛み止めと湿布を処方されることがあります。しかし、軟骨には神経がないため、実は軟骨がすり減っても痛みは出ません。
ちなみに軟骨がすり減るとなると、関節の変形も生じますが、骨が変形するだけでは痛みは出ません。つまり、関節の変形も痛みにはそこまで関与していません。
なお、一般的に軟骨は再生能力に乏しく、すり減った軟骨はなかなか元には戻らないとされています。
では、なぜ膝が痛いのか?整形外科や病院ではレントゲン撮って変形してるとか、軟骨がすり減っていると言われたけど、それが原因ではないとしたら何が膝の痛みの原因なのか?
膝関節の痛みの原因は、骨や軟骨以外の神経、筋肉、疎性結合組織、脂肪組織などです。
これらの組織に原因があり、膝に痛みがでます。岡山市にあるじゅん整骨院では、これらの組織のうち、何が膝の痛みの原因になっているのか?ということを様々な徒手検査やエコー(超音波画像検査)などを用いて判断しています。
病態がわかれば、様々な施術方法を検討します。ただし、当院では単に痛みを止めるだけとか、サポーターを勧めたりという一般的な施術は行なっていません。
まずは、原因となっている組織がどのような状態になっているのかを把握し、その組織に対して直接的なアプローチを行なっています。例えば、原因となっている組織のみにストレッチを行なったり、物療機器を用いて動かしたり疼痛抑制を図るなどの施術です。
さらに当院では、膝の痛みが強い場合は、医療機関でしか購入できないサプリメントや当院も取り扱っていますので、
膝の関節に痛みがある、膝を曲げると痛みが出る、膝の内側が痛い。
このような症状でな悩みの方は、当院までご相談ください。
「先生、”柔軟性”がないからですか?」
このように、患者さんから”柔軟性”についてよく質問されます。
一般的に”柔軟性”がないと腰が痛くなるとか、”柔軟性”がないと怪我しやすいとか、スポーツのために”柔軟性”を高めるなどと言われます。
逆の言い方として、身体が硬いから腰を痛めやすいとか、身体が硬いから怪我をするとか、そんな感じで、あたかも身体が硬いから何でもだめ!みたいに言われます。
しかし、それは全くの嘘です。
そもそも身体が硬くても腰痛になったことがない人はたくさんいますし、身体が硬くても怪我をしにくい人もいます。そして身体が硬くても結果を出しているスポーツ選手もたくさんいます。
ちなみに、私は関節という関節がすごく硬いです。前屈は手が床につきませんし、よく皆さんがやる背中で手を組むどころか指が触れ合うことすらできません。開脚は80度でめっちゃ痛いです。
こんな硬い私ですが、ずっと柔道をしていました。もちろん、高校時代もこの硬さでしたが、なんとこの硬さで県で優勝したり、国体にもいきました。大学時代には関西で5位までいきました。
あまり自慢できるレベルではないですが、こんなに身体が硬い私でもこれだけの生成期を残すことができたということです。
よく考えてみてください。いくら開脚が180度まで開いても柔道が強いということにはつながりませんし、100m走が速く走れるということではありません。
ただ、新体操の選手やフィギュアスケート、バレエの選手には”柔軟性”が必要です。点数に直接結びつきますから。でも、ほとんどの競技では、”柔軟性”は評価されません。
つまり、”柔軟性”なんてどうでもいいのです。
当然ながら、腰痛や肩こり、膝の痛みなども”柔軟性”とは全く関係がありません。だからいくらストレッチをしてもこれらの症状は改善しませんし、予防することはできません。
大事なのは柔軟性ではなく、その症状を引き越している本当の原因です。岡山市のじゅん整骨院では、この本当の原因を突き詰めた病態把握、そして施術を行っています。
とはいえ、ストレッチ自体は健康の維持増進には効果的との論文もありますので、全てに意味がないということではありません。
”柔軟性”を高めるという考え方ではなく、全身のストレッチによって健康の維持増進を図るという意味で行っていただくことを推奨します。
私は姿勢が悪いから・・・
もう歳だから・・・
このお決まりの言葉の後にはいつも
・・・腰が痛くなる。
・・・肩がこる。
・・・ぎっくり腰になる。
・・・膝が痛くなる。
本当にそうでしょうか?
ところでそもそもあなたの周りで
姿勢がとてもいい人を見たことがあるだろうか?
おそらくとても少ないのでは、、、
さらにその人は普段も姿勢がいいのでしょうか?
そしてその人はどこも悪くないのでしょうか?
はたまた、歳のせいといっても
あなたと同年代の方は、
皆さん全く同じ症状になっていますか?
よく治療家もこのようなことを言っていますが、
そんな根拠全くないです。
姿勢がいい人でも体に痛みを生じる人は
たくさんいるし、
90歳や100歳の方でもどこもいたくない人はいます。
全くと言ったら、語弊はありますが、
姿勢とか年齢はほぼ関係ありません。
というか、もしそんなことをいう治療家がいたら
ちゃんと見てないか、単なる勉強不足ですね。
えらそうな言い方ですが、
間違ってはいないと思います。
という話しを
今日患者さんとしました。
ちなみにその患者さんもまた、
柔道整復師です。
今日のじゅん整骨院にご来院された患者さん
むち打ち(交通事故)、ぎっくり腰、寝違え、指の骨折、足首の捻挫、膝の痛み、突き指、四十肩五十肩、肩こり
岡山市南区西市にあるじゅん整骨院
膝の痛みは多くの病態、原因があります。
病態としては、
オスグット病
膝蓋下脂肪体炎
前十字靭帯損傷
後十字靭帯損傷
内側側副靭帯損傷
外側側副靭帯損傷
ジャンパー膝
ばね膝
変形性膝関節症
半月板損傷
円盤状半月
鵞足炎
などなど
聞いたこともない病名もあるかと思います。
さらに、原因は
knee in toe out
スポーツによる外傷
交通事故
などこれも挙げるときりがありません。
一概に膝が痛いといっても
これだけたくさんの病態と原因があるのです。
これを見つけ出すのが私たち柔道整復師の仕事です。
膝の痛みは日常生活まで不快にするものです。
また、長期化する病態も多いため、
膝に痛みが出たら、
まずはご相談くださいね。
最近多い患者さん
足首の捻挫、寝違え、指の骨折、ぎっくり腰、交通事故(むち打ち)、ひざの痛み
腰痛。
膝の痛み。
一見あまり関連のなさそうな症状ですが、
関連がある場合があります。
もちろん、全く関連がない場合もあります。
今日来られた患者さんは、
腰が痛い。これが主。
両方の膝も痛いけど、
歩くぶんには問題なし。痛みも出ない。
この患者さんは、
腰が痛くて背中が丸くなり、
さらに骨盤が後傾していました。
そして重心は後ろにかかっています。
背中からお尻までが丸くなったような状態です。
こうなると膝は曲がります。
ちょっと同じような姿勢をしてみてください。
たぶん膝が曲がります。
こんな状態で歩いたり、何か作業をしていると
膝にはものすごく負担がかかります。
特にお皿の裏に!
お皿は膝の関節の前についてますが、
膝を曲げると、
お皿には膝の関節に押し付けられるような力がかかります。
こんな状態で歩けば、
お皿の裏は、膝の関節ですりつぶすような感じになり、
痛みが出ます。
この患者さんはまさにそんな感じです。
まずはこの腰を正常に戻さなければなりません。
今日のじゅん整骨院の患者さん
突き指、ぎっくり腰、寝違え、むち打ち(交通事故)、膝の打撲、ふくらはぎの肉離れ、肩こり
岡山市南区西市にあるじゅん整骨院