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Blog記事一覧 > ストレッチ | 岡山市・備前西市駅・南区西市 じゅん整骨院 - Part 3の記事一覧

踵の痛み

2023.11.05 | Category: エコー,ストレッチ,柔軟性,栄養,画像検査,病態把握,痛み,痛みの原因,超音波画像検査,鑑別,間違った常識

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”踵の痛み”を訴えて来院された30代女性。

他院で足底筋膜炎(足底腱膜炎)と言われ施術を受けていたけど、なかなか改善しないため当院を受療されました。

触診にて圧痛部位を確認すると、足底筋膜炎で一般的に圧痛が認められる踵骨突起ではなく、その少し遠位部でやや内側よりに圧痛が認められました。

そこは、母趾外転筋という筋肉があるところ。つまり、この患者さんの”踵の痛み”の原因は足底筋膜ではなく、母趾外転筋が原因で発生したJogger’s. footだったんです。

そりゃ足底筋膜炎として施術してたら改善しません。病態把握、やっぱり大事です。

 

また、子供の成長期においても”かかとの痛み”や足底筋膜炎のような症状が発生することがあります。

そもそも足底筋膜炎は、足の裏にある足底筋膜が炎症を起こす状態で、起床時一歩目の痛みや歩行時の強い痛みを伴います。

足底筋膜炎の原因は様々ですが、足底筋膜に対する過度なストレスや成長に伴う身体変化、及び栄養不足などが考えられます。

ただ、子供の場合は年齢にもよりますが、足底筋膜炎ではなく踵骨骨端線離開も多く発生するため、詳細な鑑別が必要になります。

当院では、臨床所見とともにエコー(超音波画像検査)にて患部の詳細な病態把握に努めており、足底筋膜炎や踵骨骨端線離開、Jogger’s. footなど踵の痛みの原因を突き止めています。

 

なお、一般的に”踵の痛み”に対してテーピングやインソール、ストレッチが有効とされていますが、ほとんどの症例でこれらの方法では症状は改善しません。

なぜなら、例えばテーピングやインソールは痛みの軽減には有効かもしれませんが、痛みの原因に対してはアプローチできないからです。

またストレッチについては、足底筋膜の柔軟性が欠如していれば有効かもしれませんが、柔軟性の低下自体が足底筋膜炎の発生原因ではなく、また痛みの直接的な原因ではないのでこれもまた有効とは言えません。

まずは”踵の痛み”の原因を明確にして、適切な施術方法を考える必要がります。当院の場合、様々な”踵の痛み”に対するアプローチを選択することができます。

患部の血流量の改善やマクロファージの活性化、組織の粘弾性向上を目的とした超音波、痛みの抑制と組織修復促進を目的としたハイボルテージ(高電圧治療器)と微弱電流(エレサス)、あの大谷翔平選手や片山晋呉選手も使用している拡散型圧力波(ショックマスター)などの物療機器をはじめ、徒手では神経系モビライゼーション、筋間リリース、結合組織や関節に対するアプローチなど、様々な施術の中から患者さんの病態に合わせて選択し施術しています。

 

このように岡山市のじゅん整骨院では、問診をはじめ、理学所見、画像所見などから細かく病態を把握し施術しております。さらに、必要に応じて栄養状態も確認させていただき、適切な栄養指導もさせていただいております。

足の”踵の痛み”でお困りの方は、まずはお気軽に当院までご連絡ください。

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”膝の軟骨”がすり減っても痛みは出ない

2023.10.24 | Category: ストレッチ,ビタミンC,ビタミンC,プロテイン,レントゲン,患者さんとの会話,整形外科,湿布,膝の痛み,膝痛い,蛋白質,間違った常識

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膝に痛みが出るとよく「”膝の軟骨”がすり減って痛いんだよ」と言われます。

確かに膝には軟骨があり、整形外科や病院でレントゲンを撮ると軟骨がすり減っていることがあり、痛み止めと湿布を処方されることがあります。しかし、軟骨には神経がないため、実は軟骨がすり減っても痛みは出ません。

ちなみに軟骨がすり減るとなると、関節の変形も生じますが、骨が変形するだけでは痛みは出ません。つまり、関節の変形も痛みにはそこまで関与していません。

なお、一般的に軟骨は再生能力に乏しく、すり減った軟骨はなかなか元には戻らないとされています。

では、なぜ膝が痛いのか?整形外科や病院ではレントゲン撮って変形してるとか、軟骨がすり減っていると言われたけど、それが原因ではないとしたら何が膝の痛みの原因なのか?

膝関節の痛みの原因は、骨や軟骨以外の神経、筋肉、疎性結合組織、脂肪組織などです。

これらの組織に原因があり、膝に痛みがでます。岡山市にあるじゅん整骨院では、これらの組織のうち、何が膝の痛みの原因になっているのか?ということを様々な徒手検査やエコー(超音波画像検査)などを用いて判断しています。

病態がわかれば、様々な施術方法を検討します。ただし、当院では単に痛みを止めるだけとか、サポーターを勧めたりという一般的な施術は行なっていません。

まずは、原因となっている組織がどのような状態になっているのかを把握し、その組織に対して直接的なアプローチを行なっています。例えば、原因となっている組織のみにストレッチを行なったり、物療機器を用いて動かしたり疼痛抑制を図るなどの施術です。

さらに当院では、膝の痛みが強い場合は、医療機関でしか購入できないサプリメントや当院も取り扱っていますので、

膝の関節に痛みがある、膝を曲げると痛みが出る、膝の内側が痛い。
このような症状でな悩みの方は、当院までご相談ください。

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柔軟性なんてどうでもいい!

2023.10.16 | Category: ストレッチ,健康管理,患者さんとの会話,柔軟性,肩こり,腰痛,腰痛原因,膝の痛み,間違った常識

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「先生、”柔軟性”がないからですか?」
このように、患者さんから”柔軟性”についてよく質問されます。

一般的に”柔軟性”がないと腰が痛くなるとか、”柔軟性”がないと怪我しやすいとか、スポーツのために”柔軟性”を高めるなどと言われます。

逆の言い方として、身体が硬いから腰を痛めやすいとか、身体が硬いから怪我をするとか、そんな感じで、あたかも身体が硬いから何でもだめ!みたいに言われます。

しかし、それは全くの嘘です。

そもそも身体が硬くても腰痛になったことがない人はたくさんいますし、身体が硬くても怪我をしにくい人もいます。そして身体が硬くても結果を出しているスポーツ選手もたくさんいます。

ちなみに、私は関節という関節がすごく硬いです。前屈は手が床につきませんし、よく皆さんがやる背中で手を組むどころか指が触れ合うことすらできません。開脚は80度でめっちゃ痛いです。

こんな硬い私ですが、ずっと柔道をしていました。もちろん、高校時代もこの硬さでしたが、なんとこの硬さで県で優勝したり、国体にもいきました。大学時代には関西で5位までいきました。

あまり自慢できるレベルではないですが、こんなに身体が硬い私でもこれだけの生成期を残すことができたということです。

よく考えてみてください。いくら開脚が180度まで開いても柔道が強いということにはつながりませんし、100m走が速く走れるということではありません。

ただ、新体操の選手やフィギュアスケート、バレエの選手には”柔軟性”が必要です。点数に直接結びつきますから。でも、ほとんどの競技では、”柔軟性”は評価されません。

つまり、”柔軟性”なんてどうでもいいのです。

当然ながら、腰痛や肩こり、膝の痛みなども”柔軟性”とは全く関係がありません。だからいくらストレッチをしてもこれらの症状は改善しませんし、予防することはできません。

大事なのは柔軟性ではなく、その症状を引き越している本当の原因です。岡山市のじゅん整骨院では、この本当の原因を突き詰めた病態把握、そして施術を行っています。

とはいえ、ストレッチ自体は健康の維持増進には効果的との論文もありますので、全てに意味がないということではありません。

”柔軟性”を高めるという考え方ではなく、全身のストレッチによって健康の維持増進を図るという意味で行っていただくことを推奨します。

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学生は一体何にくぎ付けになっているのか…?

2017.07.01 | Category: ストレッチ,健康管理,整骨院口コミ,間違った常識

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実はこの写真、昨年の夏休みに行ったじゅん整骨院での特別企画の様子です。

この日、全ての学生が衝撃を受け、帰る時には表情まで変わっていました。

 

その特別企画を今年もやります!

具体的な内容はこちらからご確認ください。

>>>http://the-conference.main.jp/lp/natutoku/

 

 

参加費は無料ですので、昨年は早期に定員に達してしまいました。

今年もすぐに定員が埋まってしまう可能性がありますので、お早めにご確認のうえお申込み下さい。

 

開催日:平成29年8月5日(土) 14:30~(受付14:15)

場所:じゅん整骨院 岡山市南区西市476

駐車場:院前10台 提携駐車場あり(スタッフがご案内します)

参加費:無料

お申込み:http://the-conference.main.jp/lp/natutoku/

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ストレッチの極意!

2014.09.04 | Category: ストレッチ,間違った常識,Q&A

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まずは目的をはっきりさせましょう!

運動前に行うのであれば、

ストレッチの持続時間は5秒程度、

繰り返し行ないます。

柔軟性向上や疲労回復促進であれば、

上半身であれば20秒間、

下半身であれば30秒間行なってください。

 

目的によってストレッチの持続時間が異なります。

準備運動のときに30秒ものストレッチをしてしまうと、

筋肉の出力が低下するのでパフォーマンスは落ちます。

さらに、肉離れを起こしやすくなってしまいます。

 

目的が違えば、やり方は変わります。

ストレッチについて詳しいことは院長までお気軽にご相談ください。

 

じゅん整骨院に来院されるスポーツ選手

柔道、バスケ、サッカー、フットサル、陸上、ハンドボール、ボディーボード、バレー、野球など

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身体がかたいから・・・???

2014.09.02 | Category: ストレッチ,患者さんとの会話,腰痛,腰痛症状,間違った常識,Q&A

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こんにちは。

じゅん整骨院の黒川です。

 

さて、今日患者さんからこんなご質問を受けました。

「先生、私前屈が全然いかないんです。だからストレッチ教えてください!」

 

よくある質問ですが、私はこの質問にいつも違和感をおぼえます。

というのも、前屈できるようになりたいのですか?ということ。。。

目的は前屈ができるようになること?

 

ちなみにこの患者さんは腰痛です。

となると、目的は腰痛改善?

 

何をするにもまずは目的を明確にしなければなりません。

私が目的は?と聞くと、、、

「柔らかくなったほうが腰が治るかと思って・・・」

やはり目的は、腰痛改善。

 

でもこの患者さん、決してかたいから腰痛が出ているわけではありません。

だからストレッチをしても腰痛は軽減するかもしれないけど、

改善はしないよと伝えました。

 

だから今は私に任せて、治療に専念してください。

そして腰痛がよくなったら、腰痛予防にストレッチをしましょう!

と提案させていただきました。

 

目的が変わればプロセスも変わります。

目的を明確にすることで、プロセスを具体化しなければなりません。

 

今回の場合も同様。

腰痛改善の手段をこの患者さんは分からなかっただけ。

もちろん一般の方なので、わからなくて当然ですが、

そこをプロとして適切にアドバイスしてあげないといけないですね。

 

今日のじゅん整骨院の患者さん

腰痛、むち打ち、肩こり、膝痛

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じゅん整骨院の院内新聞!

2014.08.01 | Category: ぎっくり腰,ぎっくり腰治療,ストレッチ,腰痛,院内新聞

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こんにちは。院長の黒川です。

暑い暑い8月が始まりましたね。

じゅん整骨院では、毎月月初めに「院内新聞」を発行しています。

 

いろいろな情報を患者さんに提供しています。

 

今月は・・・

スタッフが今はまっているものとか、

患者さんの関心も高い、ストレッチのコーナーもあります。

今回紹介しているストレッチは、

モモ裏の肉離れ、腰痛、膝痛などに有効です。

また、ぎっくり腰の予防にとても効果的なストレッチです。

※ぎっくり腰になったときは動けるようになって行なってください。

特殊なストレッチなのでよく読んで自分のものにしてくださいね。

20140801_090749

 

今、岡山市は少し雲がかげって今にも雨が降り出しそうです。

こんな時はいろいろな症状が出るものです。

 

何かお困りのことがありましたらご連絡くださいね。

 

 

今日の患者さん

交通事故によるむち打ち、捻挫、肉離れ、腰痛、肩こり

岡山市南区西市にあるじゅん整骨院

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当院へのアクセス情報

所在地〒700-0953 岡山県岡山市南区西市476 セビアン西市駅前1F
予約初診時のみ予約優先
電話番号086-250-3711
駐車場10台
休診日日祝祭日