Blog記事一覧 > エコー,プロテイン,レントゲン,保険適応,固定,整形外科,柔道整復師,栄養,物理療法,画像検査,病態把握,痛み,痛みの原因,突き指,組織修復,蛋白質,超音波画像検査,鑑別,骨折,骨折・脱臼 > 小児(10歳男児)バレーボール外傷による第2基節骨基底部骨折|小児の突き指と基節骨骨折について|岡山市・じゅん整骨院

対象は10歳男児。バレーボール競技中のブロック動作にて受傷し、右示指の突き指様症状を主訴に来院した。健側対比では、示指MP関節よりやや遠位部に腫脹が確認されたが、皮下出血斑は認めなかった。

受傷機転はバレーボールでのブロック動作時の突き指。来院時の主訴は「少し腫れている」であった。
患部をエコーにて観察したところ、骨折を疑う所見が確認された。触診所見(基底部の強い圧痛・変形)とエコー所見を合わせ、骨折の可能性が高いと判断した。
整形外科医師に対診を依頼。医師の診察およびレントゲン検査により、第2基節骨基底部骨折との診断が確定した。
初期対応としてアイシングおよび固定を実施した。
現在固定12日目であり、酸素BOX内での低出力超音波療法(LIPUS)を継続している。腫脹は経過とともに軽減傾向にある。
あわせて、タンパク質中心の食生活と糖質摂取制限による栄養学的アプローチを並行して行っている。
今後は経過観察を継続しながら固定除去のタイミングを判断し、その後段階的なROM訓練へ移行する予定である。
小児のスポーツ外傷における「突き指」は、外観上軽微に見えても骨折を含む場合がある。本症例では、健側対比による腫脹の確認、関節可動域の左右差、基底部の圧痛・変形といった触診所見に加え、エコーによる骨折疑い所見の確認を経て、整形外科対診・画像診断へとつなげた。
じゅん整骨院では、こうした急性外傷に対し、触診とエコーを組み合わせた評価プロセスを基本としている。