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超音波画像検査装置 エコー とレントゲン

2024.04.05 | Category: エコー,レントゲン,原因不明,最先端,画像検査,疲労骨折,病態把握,超音波画像検査,鑑別,骨折,骨折・脱臼

      
 
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超音波画像検査装置”エコー”では、レントゲンではみえない多くの骨折を判断できます。

例えば、いわゆるヒビ(不全骨折)。ヒビはレントゲンでは仮骨が出てくる7〜10日後にしか確認することができません。しかし、エコーであれば急性期でも判断可能な場合があります。

また、若年者に発生するコーレス骨折という前腕部の骨折。特に若木骨折と言って骨が折れずに少し曲がってしまった場合、レントゲンではなかなか把握しづらいです。

しかし、エコーであれば、骨折線は確認できませんがpronater signと言って、方形回内筋という筋肉の厚さが増大するため骨折と判断できます。

他にも肘関節内の骨折であれば、posterior fat pat signやsail signという特徴的な所見によって骨折を判断することができます。

このように、エコーでは骨折線を直接確認できなくても骨折を判断することができる場合があります。

もちろん、レントゲンのように全体像を把握することは難しいですが、局所の詳細な病態を把握する上では非常に重要な所見を確認できます。

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当院へのアクセス情報

所在地〒700-0953 岡山県岡山市南区西市476 セビアン西市駅前1F
予約初診時のみ予約優先
電話番号086-250-3711
駐車場10台
休診日日祝祭日