”腱鞘炎”とは、その名の通り腱鞘という組織で炎症を起こしたもの。
先日、肘の外側が痛いと訴える患者さんが来られたのですが、当院に来るまでに整形外科や整体、整骨院にも行ったそうです。
そしてどこで言われたかは覚えてないとのことでしたが、”腱鞘炎”と言われたそうです。しかし、なかなか症状が改善しないため、ネットで色々探して当院にたどりついたとのこと。
ただ、”腱鞘炎”は腱鞘という組織で炎症を起こす病態ですが、肘の外側には腱鞘がないため”腱鞘炎”にはなりません。このように何でもかんでも”腱鞘炎”と判断されているケースが多々あります。
この患者さんの場合は、短橈側手根伸筋という筋肉の部分断裂でした。
やはり病態把握が正しく行えないと、適切な施術ができないため症状は改善しません。
当院では超音波画像検査(エコー)にて、患部の詳細な病態把握に努めています。この患者さんの場合も肘の外側にエコーを当てると、筋肉が損傷している像が観察されました。
なかなか症状が良くならない、原因がわからないとお悩みの方は、まずはお気軽に岡山市のじゅん整骨院までご相談ください。